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	<title>公開レポート | 一般社団法人Fora</title>
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	<description>教育を人生に統合する</description>
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	<title>公開レポート | 一般社団法人Fora</title>
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		<title>奨学金横断検索サービスCanpassインタビュー【前編】</title>
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		<dc:creator><![CDATA[fora]]></dc:creator>
		<pubDate>Mon, 21 Jun 2021 03:30:00 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[公開レポート]]></category>
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					<description><![CDATA[<p>奨学金横断検索サービスのCanpassが先日公開されました。大学進学等を諦める理由に、経済的な理由も少なくない中で、全国に10,000件以上ある奨学金を横断的に検索できる無料Webサービスです。今回のインタビューでは、あ...</p>
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										<content:encoded><![CDATA[<div class="wp-block-vk-blocks-spacer vk_spacer"><div class="vk_spacer-display-pc" style="height:40px"></div><div class="vk_spacer-display-tablet" style="height:30px"></div><div class="vk_spacer-display-mobile" style="height:20px"></div></div>



<p class="is-style-supplement-border">奨学金横断検索サービスのCanpassが先日公開されました。大学進学等を諦める理由に、経済的な理由も少なくない中で、全国に10,000件以上ある奨学金を横断的に検索できる無料Webサービスです。今回のインタビューでは、あしなが育英会の富樫様、佐藤様、そしてプロジェクトを起案されたNECの田中様にお話をお聞きし、そのプロダクト開発に込められた想いを探ります。</p>



<p></p>



<h4 class="wp-block-heading"><strong>今回のプロジェクトは、田中さんから持ち込まれたと聞いています。</strong><br><strong>どのような経緯だったのでしょうか？</strong></h4>



<div class="wp-block-columns is-layout-flex wp-container-core-columns-is-layout-9d6595d7 wp-block-columns-is-layout-flex">
<div class="wp-block-column is-layout-flow wp-block-column-is-layout-flow">
<p><strong>田中さん</strong><br>私は、新規事業開発を行う、NECコーポレート事業開発本部という部門に所属しています。入社時は異なる部門の配属だったのですが、もともと教育部門に関わりたく「教育の機会均等を実現したい」と言い続けていたことで、2020年1月に異動になりました。そこで考えたのが今回の奨学金サービスです。</p>
</div>



<div class="wp-block-column is-layout-flow wp-block-column-is-layout-flow">
<figure class="wp-block-image size-large is-resized"><img fetchpriority="high" decoding="async" src="https://fora.or.jp/wp-content/uploads/2021/06/5c4d0a84b1a861b2da148f0405d84a4c-1-1024x684.jpg" alt="" class="wp-image-4866" width="313" height="207"/><figcaption>日本電気株式会社 コーポレート事業開発本部<br>田中 すみれさん</figcaption></figure>
</div>
</div>



<p>原体験として、私自身が進学にあたり奨学金を探していた際にも、情報が散在しておりとても分かりにくかった経験がありました。例えば、「奨学金」と検索しても、個別の奨学金サイトを一件一件調べないといけないですし、探した情報にも漏れがあることも少なくありません。</p>



<p>また、これまで十年来子どもの貧困の領域で、さまざまな立場で活動を行なっており、そこでの子どもたちとの出会いもサービス開発のきっかけの一つでした。具体的に言えば、「やりたいことが明確には見つからない中で、学費のために数百万の借金を背負って進学できない」と言ってチャレンジをせずに進路に妥協していった子どもたちの背中が強く目に焼き付いています。藤村さんもおっしゃるように、キャリアとは仮説検証で、仮決めでまず一歩踏み出すことが大事で、やってみて本当に好きかどうかを知り、そこから得たインサイトを経てピボットし徐々に精緻化していくことが重要であると思いますが、貧困家庭出身の子どもたちはその機会に漏れているのかと思うと、この現状を変えたく思いました。</p>



<p>その上、現在世にある奨学金情報が高校生にとって分かりにくいために、保護者や学校の先生が奨学金を探している傾向があり、生徒のとり得る選択肢が身近な大人の視野に依存していることに対して、課題感をずっと持っていました。そういった中で、高校生が自分で調べていけるような奨学金検索システムを作れたらと社内起案をしたのがきっかけです。</p>



<h4 class="wp-block-heading"><strong>社内の起案後はどのような動きでしたか？</strong></h4>



<div class="wp-block-columns is-layout-flex wp-container-core-columns-is-layout-9d6595d7 wp-block-columns-is-layout-flex">
<div class="wp-block-column is-layout-flow wp-block-column-is-layout-flow">
<figure class="wp-block-image size-large"><img decoding="async" width="1024" height="685" src="https://fora.or.jp/wp-content/uploads/2021/06/DSC1624-1024x685.jpg" alt="" class="wp-image-4872" srcset="https://fora.or.jp/wp-content/uploads/2021/06/DSC1624-1024x685.jpg 1024w, https://fora.or.jp/wp-content/uploads/2021/06/DSC1624-300x201.jpg 300w, https://fora.or.jp/wp-content/uploads/2021/06/DSC1624-768x513.jpg 768w, https://fora.or.jp/wp-content/uploads/2021/06/DSC1624-485x324.jpg 485w, https://fora.or.jp/wp-content/uploads/2021/06/DSC1624.jpg 1478w" sizes="(max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></figure>
</div>



<div class="wp-block-column is-layout-flow wp-block-column-is-layout-flow">
<p><strong>田中さん</strong><br>実際にこの企画を複数の団体に持ち込みましたが、一筋縄ではいきませんでした。奨学金の横断検索できることの重要性は理解していただけた一方で、システム開発費用がかかること、そして横断検索サービスを開発する場合には、他の多くの奨学金団体との連携も必要であること等から、断られることが続きました。</p>
</div>
</div>



<p>そのような状況の中、私があしなが育英会の学生寮にいた時代にお世話になった職員の方から、たまたま「久しぶり　元気？」と連絡頂きました。その時に、自身の取り組みを話したところ、奨学課の富樫さんを繋いでもらうことになりました。</p>



<h4 class="wp-block-heading"><strong>それが、あしなが育英会の富樫さんとの出逢いだったのですね。田中さんから最初に提案を受けられた時はどんな印象でしたか？？</strong></h4>



<div class="wp-block-columns is-layout-flex wp-container-core-columns-is-layout-9d6595d7 wp-block-columns-is-layout-flex">
<div class="wp-block-column is-layout-flow wp-block-column-is-layout-flow">
<p><strong>富樫さん</strong><br>純粋におもしろそうと思いました。私の中で、くすぶっていた課題感と重なったからです。というのも、私自身は奨学金の担当部署にいますが、厳しい経済状況の方ほど情報が届いていないことが多いなと感じていました。それはご家庭の問題ではなく、生活が本当に大変で、親子で進路を話す時間が持てず、保護者も子どものためになんとかその日を生きているからです。</p>
</div>



<div class="wp-block-column is-layout-flow wp-block-column-is-layout-flow">
<p></p>



<figure class="wp-block-image size-large"><img decoding="async" width="1024" height="684" src="https://fora.or.jp/wp-content/uploads/2021/06/DSC1643-1024x684.jpg" alt="" class="wp-image-4878" srcset="https://fora.or.jp/wp-content/uploads/2021/06/DSC1643-1024x684.jpg 1024w, https://fora.or.jp/wp-content/uploads/2021/06/DSC1643-300x200.jpg 300w, https://fora.or.jp/wp-content/uploads/2021/06/DSC1643-768x513.jpg 768w, https://fora.or.jp/wp-content/uploads/2021/06/DSC1643-485x324.jpg 485w, https://fora.or.jp/wp-content/uploads/2021/06/DSC1643.jpg 1473w" sizes="(max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /><figcaption>一般財団法人あしなが育英会 学生事業部奨学課 <br>課長　富樫 康生さん</figcaption></figure>
</div>
</div>



<p>その中で、高校生自身が仮に情報を得ようとしても、理解がしづらかったり、自分で情報を取りに行くのが難しかったりします。特に、高校生からすると情報を受け取ってもそれを咀嚼できない、どう扱って良いかわからないという事態は起きやすいという声も聞こえてきます。そのため、高校生たちにとってわかりやすい形で、私たちが届けたい情報を、実際に届く形で届けていきたい。その課題感はずっと持っていましたので、このお話は非常に魅力的でした。</p>



<p>他方で、先ほど話が出たように、データを集めることへの不安がありました。実際に内部でも、開発投資費用、データ収集、更新の工数など現実的な面を慎重に考える意見もありましたが、「これが実現できると私たちが日々感じている無力感を解消することにも繋がるだろう」という原動力もあり、実現に至りました。</p>



<h4 class="wp-block-heading"><strong>日々感じている無力感とはどういったことでしょう？</strong></h4>



<p><strong>富樫さん</strong><br>あしながの奨学金では、高校生、大学生、専門生、大学院生に対して、制度を用意し、「このタイミングまでに申し込めば、この制度が使える」と案内していますが、そこを超えた支援はできませんでした。また、あしなが育英会の主たる財源はあしながさんと呼ばれる寄付者からのご寄付で、どうしても限界もあります。さらに給付型奨学金を2018年からスタートさせたことで、希望者がそれまでの倍に増えている現状もありました。</p>



<p>あしながだけではできないことを、多様な立場の外部団体と繋がることで、彼らが進学できる可能性を広げたり、逆になにもできない無力感を解消できたりしないないだろうか、ということを現場の人間として強く感じていました。</p>



<div class="wp-block-columns is-layout-flex wp-container-core-columns-is-layout-9d6595d7 wp-block-columns-is-layout-flex">
<div class="wp-block-column is-layout-flow wp-block-column-is-layout-flow">
<p><strong>佐藤さん</strong><br>あしなが育成会としては、できるだけ高等教育までみんなが進むという世の中を作るということがミッションなのですが、その時に4つが格差としてあると思っています。経済格差、情報格差、ロールモデルの欠如、学力などの認知能力/非認知能力の格差の4つです。</p>
</div>



<div class="wp-block-column is-layout-flow wp-block-column-is-layout-flow">
<figure class="wp-block-image size-large"><img loading="lazy" decoding="async" width="1024" height="684" src="https://fora.or.jp/wp-content/uploads/2021/06/eb1c3042c47e88a56be3b45c39b630cd-1024x684.jpg" alt="" class="wp-image-4869" srcset="https://fora.or.jp/wp-content/uploads/2021/06/eb1c3042c47e88a56be3b45c39b630cd-1024x684.jpg 1024w, https://fora.or.jp/wp-content/uploads/2021/06/eb1c3042c47e88a56be3b45c39b630cd-300x200.jpg 300w, https://fora.or.jp/wp-content/uploads/2021/06/eb1c3042c47e88a56be3b45c39b630cd-768x513.jpg 768w, https://fora.or.jp/wp-content/uploads/2021/06/eb1c3042c47e88a56be3b45c39b630cd-1536x1026.jpg 1536w, https://fora.or.jp/wp-content/uploads/2021/06/eb1c3042c47e88a56be3b45c39b630cd-485x324.jpg 485w, https://fora.or.jp/wp-content/uploads/2021/06/eb1c3042c47e88a56be3b45c39b630cd.jpg 1585w" sizes="auto, (max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /><figcaption>一般社団法人あしなが育英会 学生事業部<br>課長　佐藤 弘康さん</figcaption></figure>
</div>
</div>



<p>このうち、奨学金は経済格差あたりますが、2番目の情報格差を埋めるためにもいろんな取り組みをしていますが、難航してきた部分もあります。具体的には、奨学金情報を紙媒体で渡しても見てもらえないこと、給付奨学金の認知度が低かったことが調査で明らかになりました。あしなが育英会が行なっている学習支援や大学生のロールモデル提示の取り組みを通して、高校生が大学進学を考えたとしても、この情報格差の問題は残り続けます。そこで、このcanpassを開発することが画期的な新しい取り組みになると考え、役員にも説明をしました。</p>



<h4 class="wp-block-heading"><strong>実際に役員の反応はいかがでしたか？</strong></h4>



<p><strong>富樫さん</strong><br>役員に話した際にも大きな後押しをもらいました。もともとあしなが育英会では、遺児が遺児のために行う運動を広めており、それが巡り巡って子ども達のためにという考え方を持っています。ですが、結果的に私たちが運営をしている制度は遺児しか使えない制度でもありました。その中で、このCanpassは、より広い範囲を対象とした支援に繋がるだろうと後押ししてもらった大きいポイントだと思います。</p>



<div class="wp-block-columns is-layout-flex wp-container-core-columns-is-layout-9d6595d7 wp-block-columns-is-layout-flex">
<div class="wp-block-column is-layout-flow wp-block-column-is-layout-flow">
<figure class="wp-block-image size-large"><img loading="lazy" decoding="async" width="1024" height="685" src="https://fora.or.jp/wp-content/uploads/2021/06/DSC1719-1-1024x685.jpg" alt="" class="wp-image-4918" srcset="https://fora.or.jp/wp-content/uploads/2021/06/DSC1719-1-1024x685.jpg 1024w, https://fora.or.jp/wp-content/uploads/2021/06/DSC1719-1-300x201.jpg 300w, https://fora.or.jp/wp-content/uploads/2021/06/DSC1719-1-768x513.jpg 768w, https://fora.or.jp/wp-content/uploads/2021/06/DSC1719-1-1536x1027.jpg 1536w, https://fora.or.jp/wp-content/uploads/2021/06/DSC1719-1-485x324.jpg 485w, https://fora.or.jp/wp-content/uploads/2021/06/DSC1719-1.jpg 1596w" sizes="auto, (max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></figure>
</div>



<div class="wp-block-column is-layout-flow wp-block-column-is-layout-flow">
<p>実際に、私自身の実感としてもそこは強く感じた部分です。東日本大震災の際に、さまざまなご支援を頂いてあしなが育英会が東北の支援をしていたときの話です。子どもたちに集まってもらい、支援活動を行うのですが、「この子は津波でお父さんを亡くしたから来てもいい」「だが、一緒に暮らしている従兄弟のお姉ちゃんが来てはダメだ」という線引き、分断が生じてしまった体験がありました。</p>
</div>
</div>



<p>あしながさんからは、津波遺児のためにという想いで、ご寄付をいただきます。その遺児のために仕事をすることが、結果的にその地域で生きる子ども達を分断していたかもしれない。そのようなもどかしさを強く感じた体験です。</p>



<p>ですが、それはもしかしたら東北に限らず、奨学金でも変わらないのではと思えました。例えば、「あしながの支援を受けることで親がいないのだとバレるかもしれない」といった怖さを生むことに繋がったり、あしながの支援に申し込むこと自体が、自分に親がいないことを認めることになったりします。活動の対象が明確であるゆえに、分断を生むかもしないとの懸念が、このCanpassでは一気に解消できます。友達と検索し合うなどみんなで一緒に使えるサービスに育ってほしいですね。</p>



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<blockquote class="wp-embedded-content" data-secret="hAl9WOgm60"><a href="https://fora.or.jp/interview-canpass2/">奨学金横断検索サービスcanpassインタビュー【後編】</a></blockquote><iframe loading="lazy" class="wp-embedded-content" sandbox="allow-scripts" security="restricted"  title="&#8220;奨学金横断検索サービスcanpassインタビュー【後編】&#8221; &#8212; 一般社団法人Fora" src="https://fora.or.jp/interview-canpass2/embed/#?secret=hAl9WOgm60" data-secret="hAl9WOgm60" width="600" height="338" frameborder="0" marginwidth="0" marginheight="0" scrolling="no"></iframe>
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			</item>
		<item>
		<title>奨学金横断検索サービスCanpassインタビュー【後編】</title>
		<link>https://fora.or.jp/interview-canpass2/</link>
		
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		<pubDate>Mon, 21 Jun 2021 03:30:00 +0000</pubDate>
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					<description><![CDATA[<p>奨学金横断検索サービスのCanpassが先日公開されました。大学進学等を諦める理由に、経済的な理由も少なくない中で、全国に10,000件以上ある奨学金を横断的に検索できる無料Webサービスです。今回のインタビューでは、あ...</p>
The post <a href="https://fora.or.jp/interview-canpass2/">奨学金横断検索サービスCanpassインタビュー【後編】</a> first appeared on <a href="https://fora.or.jp">一般社団法人Fora</a>.]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<div class="wp-block-vk-blocks-spacer vk_spacer"><div class="vk_spacer-display-pc" style="height:40px"></div><div class="vk_spacer-display-tablet" style="height:30px"></div><div class="vk_spacer-display-mobile" style="height:20px"></div></div>



<p class="is-style-supplement-border">奨学金横断検索サービスのCanpassが先日公開されました。大学進学等を諦める理由に、経済的な理由も少なくない中で、全国に10,000件以上ある奨学金を横断的に検索できる無料Webサービスです。今回のインタビューでは、あしなが育英会の富樫様、佐藤様、そしてプロジェクトを起案されたNECの田中様にお話をお聞きし、そのプロダクト開発に込められた想いを探ります。</p>



<h4 class="wp-block-heading"><strong>実際の開発は1年ほどだったと聞いています。どのような流れだったのでしょうか</strong>？</h4>



<p><strong>田中さん</strong><br>ゼロから作るプロジェクトでもあったので、走りながら形にすることを重視していました。最初の3ヶ月ほどは企画段階にあて、そこから段階的にフェーズ2でプロトタイプ作成に着手し、フェーズ3では実際の高校生のユーザーに動くプロトタイプを使用していただき改善点を探るPoCを経て、最終的には企画から一年足らずで本年5月にリリースとの流れとなりました。</p>



<div class="wp-block-columns is-layout-flex wp-container-core-columns-is-layout-9d6595d7 wp-block-columns-is-layout-flex">
<div class="wp-block-column is-layout-flow wp-block-column-is-layout-flow">
<p>言い換えれば、最初はカスタマージャーニーを描き、そもそもどういうソリューションであるべきかの共通認識を持つことから始まり、ミニマムの検索する機能を実装してみて、あしながの奨学金の奨学生にも試用してもらい、使いにくい点を改善しつつ、同時並行でデータ集めをしてきたというのが大きな流れです。</p>



<p>また、開発はNECソリューションイノベータの協力のもと、上記のようなゼロイチのアジャイル開発の経験がある開発チームと一緒に作れたことも、迅速に確実にプロダクトを作っていく上で大きかったと思います。</p>
</div>



<div class="wp-block-column is-layout-flow wp-block-column-is-layout-flow">
<figure class="wp-block-image size-large"><img loading="lazy" decoding="async" width="1024" height="685" src="https://fora.or.jp/wp-content/uploads/2021/06/DSC1665-1024x685.jpg" alt="" class="wp-image-4881" srcset="https://fora.or.jp/wp-content/uploads/2021/06/DSC1665-1024x685.jpg 1024w, https://fora.or.jp/wp-content/uploads/2021/06/DSC1665-300x201.jpg 300w, https://fora.or.jp/wp-content/uploads/2021/06/DSC1665-768x513.jpg 768w, https://fora.or.jp/wp-content/uploads/2021/06/DSC1665-1536x1027.jpg 1536w, https://fora.or.jp/wp-content/uploads/2021/06/DSC1665-485x324.jpg 485w, https://fora.or.jp/wp-content/uploads/2021/06/DSC1665.jpg 1608w" sizes="auto, (max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /><figcaption>日本電気株式会社 コーポレート事業開発本部<br>田中 すみれさん</figcaption></figure>
</div>
</div>



<h4 class="wp-block-heading"><strong>どういうペルソナを設定したのでしょうか</strong>？</h4>



<div class="wp-block-columns is-layout-flex wp-container-core-columns-is-layout-9d6595d7 wp-block-columns-is-layout-flex">
<div class="wp-block-column is-layout-flow wp-block-column-is-layout-flow">
<figure class="wp-block-image size-large"><img loading="lazy" decoding="async" width="1024" height="685" src="https://fora.or.jp/wp-content/uploads/2021/06/DSC1647-1024x685.jpg" alt="" class="wp-image-4883" srcset="https://fora.or.jp/wp-content/uploads/2021/06/DSC1647-1024x685.jpg 1024w, https://fora.or.jp/wp-content/uploads/2021/06/DSC1647-300x201.jpg 300w, https://fora.or.jp/wp-content/uploads/2021/06/DSC1647-768x513.jpg 768w, https://fora.or.jp/wp-content/uploads/2021/06/DSC1647-1536x1027.jpg 1536w, https://fora.or.jp/wp-content/uploads/2021/06/DSC1647-485x324.jpg 485w, https://fora.or.jp/wp-content/uploads/2021/06/DSC1647.jpg 1578w" sizes="auto, (max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /><figcaption>一般財団法人あしなが育英会 学生事業部奨学課<br>課長　富樫 康生さん</figcaption></figure>
</div>



<div class="wp-block-column is-layout-flow wp-block-column-is-layout-flow">
<p><strong>富樫さん</strong><br>ペルソナは、高校2年生の女の子でお母さんが一人で働いていて、下にきょうだいがいる想定です。きょうだいがおり弟妹のために、自身が進学を諦める選択をとる例も少なくないので、その子が進学するなら、とベースに置きました。実際にあしなが育英会の奨学生も、半数以上が一人親の死別世帯で働いている方々です。</p>
</div>
</div>



<p>私はいま、リアルに目の前で奨学金を申し込む方の書類を日々見る立場にあるので、上記はリアリティを持ったペルソナであると強く思います。実際のあしなが奨学生のご家庭は、控除を差し引いた後の額で、所得がゼロになる場合が約4割です。中には生活保護を受けている方もいらっしゃいますし、割合こそ少ないですが家族のために自分が働くとか、後続のきょうだいのために家計に負担が掛けられないとの理由を記載している子もいます。</p>



<p>私が過去に関わった学生でも、そこでもあと半年頑張れたら看護士になれたのに、弟の進学のために大学を退学した学生の子にも出会いました。そういった学生のことは、今でもはっきり忘れられません。</p>



<div class="wp-block-columns is-layout-flex wp-container-core-columns-is-layout-9d6595d7 wp-block-columns-is-layout-flex">
<div class="wp-block-column is-layout-flow wp-block-column-is-layout-flow">
<p><strong>田中さん</strong><br>前編でも言及したように、私自身も、子どもの貧困の領域に関わらせていただく中で、やりたいことが明確に分からないのに数百万の学費の借金を背負って進学できないと言った子たちの姿が目に焼き付いています。私自身キャリアは仮説検証を経て精緻化していくものと思っていますが、人生の条件に引っ張られてその仮説検証さえできずに、いわば他律の人生になってしまう、構造的な問題があると思います。そう考えた時に、どうにか仮説でもよいので意志を持つきっかけと、意志がある人には道が拓けるような世の中であってほしいという思いがあります。</p>
</div>



<div class="wp-block-column is-layout-flow wp-block-column-is-layout-flow">
<figure class="wp-block-image size-large"><img loading="lazy" decoding="async" width="1024" height="684" src="https://fora.or.jp/wp-content/uploads/2021/06/DSC1657-1024x684.jpg" alt="" class="wp-image-4882" srcset="https://fora.or.jp/wp-content/uploads/2021/06/DSC1657-1024x684.jpg 1024w, https://fora.or.jp/wp-content/uploads/2021/06/DSC1657-300x200.jpg 300w, https://fora.or.jp/wp-content/uploads/2021/06/DSC1657-768x513.jpg 768w, https://fora.or.jp/wp-content/uploads/2021/06/DSC1657-1536x1027.jpg 1536w, https://fora.or.jp/wp-content/uploads/2021/06/DSC1657-485x324.jpg 485w, https://fora.or.jp/wp-content/uploads/2021/06/DSC1657.jpg 1604w" sizes="auto, (max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></figure>
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<h4 class="wp-block-heading"><strong>奨学金サービスを利用する人として、教員や保護者なども想定された中で、</strong><br><strong>ペルソナを高校生に絞ったのはどうしてだったのですか？</strong></h4>



<p><strong>富樫さん</strong><br>先ほど佐藤からも話したように、あしなが育英会の取り組みとして、ロールモデルとの出会いの一環で、交流会で大学生と出会う機会を作っています。その交流会で、高校卒業後は働くつもりだったが大学に行こうと考えを変える高校生もいます。</p>



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<div class="wp-block-column is-vertically-aligned-center is-layout-flow wp-block-column-is-layout-flow"><div class="wp-block-image">
<figure class="alignleft size-large"><img loading="lazy" decoding="async" width="1024" height="685" src="https://fora.or.jp/wp-content/uploads/2021/06/DSC1719-1024x685.jpg" alt="" class="wp-image-4885" srcset="https://fora.or.jp/wp-content/uploads/2021/06/DSC1719-1024x685.jpg 1024w, https://fora.or.jp/wp-content/uploads/2021/06/DSC1719-300x201.jpg 300w, https://fora.or.jp/wp-content/uploads/2021/06/DSC1719-768x513.jpg 768w, https://fora.or.jp/wp-content/uploads/2021/06/DSC1719-1536x1027.jpg 1536w, https://fora.or.jp/wp-content/uploads/2021/06/DSC1719-485x324.jpg 485w, https://fora.or.jp/wp-content/uploads/2021/06/DSC1719.jpg 1596w" sizes="auto, (max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></figure>
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<div class="wp-block-column is-layout-flow wp-block-column-is-layout-flow">
<p>ですが、それを家に帰って話すときに、親から「うちにはお金がない」とか「馬鹿なこと言っているんじゃない」と中には反対するケースもあります。それは、家庭環境かもしれないし地域格差かもしれないのですが、いずれにせよ、いろんな理由で子どもがやる気になった時に、そうした要因で身動きできないことが想像されます。だったら自分で頑張りたいという高校生の意志を応援するものを作りたい。それが、高校生自身が奨学金を探していけるサービスとした理由です。</p>
</div>
</div>



<p>また、確かに子どもに対して、こういうのもあるよと伝えてもらう親御さんや先生、NPOにも奨学金の情報を届けたいですが、そういった周囲の大人は自分で調べる力が子どもよりもあるだろうと思うと、高校生を一番にペルソナに捉えたいと考えました。</p>



<p><strong>田中さん</strong><br>私の出身地域でもそうですが、大学進学が一般的ではない地域の親世代などは、自分たちも高卒であるが故に、大学に進学するとはどういうことか、奨学金がどんな仕組みなどの事情に詳しくない場合も多い実感があります。その中で、親のレイヤーの情報の狭さが子どもの将来をそのまま規定してしまう構造的な壁を破ることに寄与するものであってほしいと思い、高校生が自ら探していける仕組みが必要と考えました。</p>



<p></p>



<h4 class="wp-block-heading"><strong>プロダクトを作る上でこだわったのはどのようなところでしょうか</strong>？</h4>



<div class="wp-block-columns is-layout-flex wp-container-core-columns-is-layout-9d6595d7 wp-block-columns-is-layout-flex">
<div class="wp-block-column is-layout-flow wp-block-column-is-layout-flow">
<p><strong>田中さん</strong><br>すべての工程で一貫していたのは、妄想で作らないということです。企画段階でも過去の奨学金利用者であり比較的学生にも年次の近い私の寮生時代の友人たちの声を聞き、ペルソナの策定段階でもあしなが育英会の資料を見せていただき開発チームにも共有し、リアリティを重視して開発にあたっていました。プロトタイプを作ってからも、あしなが育英会の奨学生である高校生に使ってもらい、実際のユーザーの声を集めたりすることなど、常に大人側の妄想で作らない姿勢を意識してきました。</p>
</div>



<div class="wp-block-column is-layout-flow wp-block-column-is-layout-flow">
<figure class="wp-block-image size-large"><img loading="lazy" decoding="async" width="1024" height="684" src="https://fora.or.jp/wp-content/uploads/2021/06/DSC1613-1024x684.jpg" alt="" class="wp-image-4892" srcset="https://fora.or.jp/wp-content/uploads/2021/06/DSC1613-1024x684.jpg 1024w, https://fora.or.jp/wp-content/uploads/2021/06/DSC1613-300x200.jpg 300w, https://fora.or.jp/wp-content/uploads/2021/06/DSC1613-768x513.jpg 768w, https://fora.or.jp/wp-content/uploads/2021/06/DSC1613-1536x1027.jpg 1536w, https://fora.or.jp/wp-content/uploads/2021/06/DSC1613-485x324.jpg 485w, https://fora.or.jp/wp-content/uploads/2021/06/DSC1613.jpg 1616w" sizes="auto, (max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></figure>
</div>
</div>



<p><strong>富樫さん</strong><br>実際の開発の要件を出していると、さまざまな良いアイデアも出てきますが、その取捨選択を徹底したと思います。アイデアの中には良いものもあり、保護者が使う時に便利とか、奨学金団体の人が見る時などの観点も出てくるのですが、高校生という観点、それも高校生がスマートフォンで使うならにこだわり抜いていたと思います。高校生が自分で調べるところを最優先し、ユーザーの声が大きいものは優先度高くしいたところ、初期の企画段階では見えなかった「選べる」というメッセージが見えてきたと思っています。</p>



<p></p>



<h4 class="wp-block-heading"><strong>「選べる」ですか？</strong></h4>



<p><strong>田中さん</strong><br>最初の企画段階では、豊富な奨学金情報や制度が見えることで、進学は本当にできるのだという希望を持ってもらうことを第一に考えていました。しかし、検討が進んでいく中で本来は数多くある奨学金の中で、本当に自分が利用できるものが見つかるということこそが本当の価値であるという話になり、プロダクトとしてもその方向に舵を切りました。その背景には、奨学金はかつては、複数の奨学金を組み合わせることで進学費用を賄うスタイルだったのが、最近では一つの給付奨学金が見つかればそれで賄えるケースも増えてきているという状況があります。少子化等の影響でこうしたマクロトレンドの変化があり、「自分に合った奨学金が本当に見つかるか」がポイントになっていると考えます。</p>



<div class="wp-block-columns is-layout-flex wp-container-core-columns-is-layout-9d6595d7 wp-block-columns-is-layout-flex">
<div class="wp-block-column is-layout-flow wp-block-column-is-layout-flow">
<figure class="wp-block-image size-large"><img loading="lazy" decoding="async" width="1024" height="684" src="https://fora.or.jp/wp-content/uploads/2021/06/DSC1658-1024x684.jpg" alt="" class="wp-image-4887" srcset="https://fora.or.jp/wp-content/uploads/2021/06/DSC1658-1024x684.jpg 1024w, https://fora.or.jp/wp-content/uploads/2021/06/DSC1658-300x200.jpg 300w, https://fora.or.jp/wp-content/uploads/2021/06/DSC1658-768x513.jpg 768w, https://fora.or.jp/wp-content/uploads/2021/06/DSC1658-1536x1026.jpg 1536w, https://fora.or.jp/wp-content/uploads/2021/06/DSC1658-485x324.jpg 485w, https://fora.or.jp/wp-content/uploads/2021/06/DSC1658.jpg 1609w" sizes="auto, (max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></figure>
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<div class="wp-block-column is-layout-flow wp-block-column-is-layout-flow">
<p>そのため単にたくさんの奨学金情報が検索結果一覧で表示されることだけに留まらず、ユーザーが奨学金詳細ページまで閲覧しているか、奨学金データをお気に入りに保存しているかなど実際に、本当に使える奨学金が見つかる体験に寄与しているかといった項目を重視し、検索条件や操作性をさらに改善するための議論をいまも行っているところです。</p>



<p></p>
</div>
</div>



<h4 class="wp-block-heading"><strong>新サービスが1年でリリースをできたこと、そしてコロナ禍で数多くのプロジェクトが失敗しがちな中で、無事に開発を成功させることができたのはなぜだったのでしょうか？</strong></h4>



<p><strong>田中さん</strong><br>今まで十年来教育の機会均等に寄与すべく活動してきましたが、そこで出会った子どもたちの顏がありありと思い浮かんでいたのが、ずっと熱高く取り組んでこられた理由だと思います。</p>



<p>富樫さん、佐藤さんも同様にそのような子たちの顏がそれぞれに思い浮かんでいたとお聞きしています。本当にそういった景色を見たことがあるメンバーで進めており、最初からペルソナの共通認識がしっかりと持てていたこと、本当にその子たちにこのサービスを届けたいという思いを各々が強く持てていたことも大きかったと思います。</p>



<div class="wp-block-columns is-layout-flex wp-container-core-columns-is-layout-9d6595d7 wp-block-columns-is-layout-flex">
<div class="wp-block-column is-layout-flow wp-block-column-is-layout-flow">
<p><strong>佐藤さん</strong><br>また、開発時間が長くなると、それだけ高校生の機会喪失に繋がるというのも共通認識としてあったと思います。開発期間中には、コロナ禍で退学せざるを得ないなどのニュースも数多く聞きました。ですので、できるだけ良いものをできるだけ速くまずはベータ版としてでも出したい。それは後ろに倒れれば倒れるほど、機会を逸していくことは間違いないと思いますので、マイルストーンを決めて開発を進めていました。</p>
</div>



<div class="wp-block-column is-layout-flow wp-block-column-is-layout-flow">
<figure class="wp-block-image size-large"><img loading="lazy" decoding="async" width="1024" height="684" src="https://fora.or.jp/wp-content/uploads/2021/06/DSC1679-1024x684.jpg" alt="" class="wp-image-4886" srcset="https://fora.or.jp/wp-content/uploads/2021/06/DSC1679-1024x684.jpg 1024w, https://fora.or.jp/wp-content/uploads/2021/06/DSC1679-300x201.jpg 300w, https://fora.or.jp/wp-content/uploads/2021/06/DSC1679-768x513.jpg 768w, https://fora.or.jp/wp-content/uploads/2021/06/DSC1679-485x324.jpg 485w, https://fora.or.jp/wp-content/uploads/2021/06/DSC1679.jpg 1387w" sizes="auto, (max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></figure>
</div>
</div>



<p>奨学金団体として、奨学金の年間スケジュールも決まっていて、高校や高校生に情報を案内できるタイミングがあります。そうしたタイミングに照準を合わせてローンチしたことで、先日もあしなが育英会の奨学金採用試験でも候補者の高校生や大学生にCanpassの存在を伝え、今後全国の高校に向けて、掲示用ポスターを配布する等の構想も進めています。</p>



<p></p>



<h4 class="wp-block-heading"><strong>最後に、高校生の皆様へのメッセージをお願いします</strong>。</h4>



<p><strong>田中さん</strong><br>「人生に与えられた不遇や条件はあれど、未来は自分の手で少しずつよく変えていける」ということをお伝えしたいです。振り返るとこのプロジェクト自体、「意志あるところに道は拓ける」を体現したようなものでした。私は難しい環境で育った人こそ、その目で見てきた社会課題に当事者意識があったり、制約を受けている状況への反発が底力となったりして、イノベーターとなれる素質があるはずだと思っています。ありたい姿を強く思い描けば、それが今は遠いものと思えたとしても、道はピボットしつつそこに向かって進んでいける。だから、自分の中の好きなこと、興味のあることを大切にして、妥協せずに人生を歩んで行ってほしいと思います。</p>



<div class="wp-block-columns is-layout-flex wp-container-core-columns-is-layout-9d6595d7 wp-block-columns-is-layout-flex">
<div class="wp-block-column is-layout-flow wp-block-column-is-layout-flow">
<figure class="wp-block-image size-large"><img loading="lazy" decoding="async" width="1024" height="685" src="https://fora.or.jp/wp-content/uploads/2021/06/DSC1615-1024x685.jpg" alt="" class="wp-image-4888" srcset="https://fora.or.jp/wp-content/uploads/2021/06/DSC1615-1024x685.jpg 1024w, https://fora.or.jp/wp-content/uploads/2021/06/DSC1615-300x201.jpg 300w, https://fora.or.jp/wp-content/uploads/2021/06/DSC1615-768x513.jpg 768w, https://fora.or.jp/wp-content/uploads/2021/06/DSC1615-1536x1027.jpg 1536w, https://fora.or.jp/wp-content/uploads/2021/06/DSC1615-485x324.jpg 485w, https://fora.or.jp/wp-content/uploads/2021/06/DSC1615.jpg 1587w" sizes="auto, (max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></figure>
</div>



<div class="wp-block-column is-layout-flow wp-block-column-is-layout-flow">
<p>さらに、私自身教育の機会均等に向け十年来活動してきて思うのは、「世の中をよくしたい」と言っている人はたくさんいます。でもその中で実際に行動する人は限られて、さらに、継続するということにはさまざまに困難が伴いますがそれでもやり続ける人はほんの一握りです。私はあきらめの悪い人が世の中を動かすと思っているので、そういう人になってほしいと思います。</p>
</div>
</div>



<p><strong>富樫さん</strong><br>Canpassは名前に込められた思い（「Can +pass」で“通れる道ができる”）の通りの役割を果たしてほしいです。Canpassでサードドアを見つけることで、進学したいと思える子どもが増えてほしいと思います。親との死別や親の障害やそれ以外にもさまざまなバックグラウンドの子どもたちがいますが、制度の条件の狭間で支援が受けられる・受けられないなどの事情がありました。実はさまざまな困難の形が少し違うだけで、困っているものの困っていると声を上げることができなかった子たちもいたと思うのですが、やっと皆さんに使っていただけるものができたのは純粋に嬉しいですし、高校生に知ってほしい、大人も含めて知って、使ってほしいと強く思っています。</p>



<p>私自身もあしながの奨学金を受けていた体験を振り返って思うのは、選んで良いのだというか、選ぶ力を育んでほしいなと思います。それは言い方を変えると、声をあげて良いのだということです。何かしたい、何か学びたい。それがなかなか環境によっては言いづらい、選びづらい、もしくは選べないと思っていることがあるので、あなた自身が選んで良いのだよということは感じてほしいです。</p>



<div class="wp-block-columns is-layout-flex wp-container-core-columns-is-layout-9d6595d7 wp-block-columns-is-layout-flex">
<div class="wp-block-column is-layout-flow wp-block-column-is-layout-flow">
<p>その次の段階として、選ぶ幅を広げる段階になると思います。大学には行けるけど、地元じゃないとダメ、一人暮らしはできない、国公立じゃないとダメなどいろんな制約があります。ですが、ちょっと繋がると、これだけ奨学金があるのだ、学費免除制度があるのだと知れば、選ぶ幅が格段に上がるという意味だと、選べるようになった先に選べる幅を広げるというのができると、もっともっと自分のやりたいことができるようになるのではと思いますし、Canpassがそのきっかけとなればと強く願います。</p>
</div>



<div class="wp-block-column is-layout-flow wp-block-column-is-layout-flow">
<figure class="wp-block-image size-large"><img loading="lazy" decoding="async" width="1024" height="685" src="https://fora.or.jp/wp-content/uploads/2021/06/DSC1654-1024x685.jpg" alt="" class="wp-image-4889" srcset="https://fora.or.jp/wp-content/uploads/2021/06/DSC1654-1024x685.jpg 1024w, https://fora.or.jp/wp-content/uploads/2021/06/DSC1654-300x201.jpg 300w, https://fora.or.jp/wp-content/uploads/2021/06/DSC1654-768x513.jpg 768w, https://fora.or.jp/wp-content/uploads/2021/06/DSC1654-1536x1027.jpg 1536w, https://fora.or.jp/wp-content/uploads/2021/06/DSC1654-485x324.jpg 485w, https://fora.or.jp/wp-content/uploads/2021/06/DSC1654.jpg 1602w" sizes="auto, (max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></figure>
</div>
</div>



<p><strong>佐藤さん</strong><br>ここに並んでいる3人とも運が良かったメンバーだと思います。経済的な問題などありつつも、奨学金やいろんな機会と繋がり、進学をして、今ここにいます。これまであしなが育英会の職員として働いてきましたが、運の良さ悪さを実感することがあります。例えば、夏のキャンプで将来看護士になりたいという高校3年生が二人いたとして、片方は将来と繋がり、もう片方は夢だけで終わってしまうこともあります。それは、その子が利用できる制度とか奨学金とうまく結びつかなかったことで、その道が絶たれているということが起きているからです。</p>



<p>そのような実例を見たときに、自分はすごく幸運が重なったなと感じています。ただ、それが運の良さで終わらせてはいけないと思うことがあって、次の世代の子どもたちに、その運の良さ悪さを無くすという意味で、Canpassが力を発揮してくれると良いと思います。</p>



<p>これ自体は使ってもらわないと意味がないと思っています。より使ってもらうようにするためには人が媒介することが重要でもあると思うので、あしながでさまざまやっているサマーキャンプや、大学の先輩と高校生との繋がりなどの機会を利用して、このシステムが活用される土壌を私たちが作るのが次の段階です。</p>



<div class="wp-block-columns is-layout-flex wp-container-core-columns-is-layout-9d6595d7 wp-block-columns-is-layout-flex">
<div class="wp-block-column is-layout-flow wp-block-column-is-layout-flow">
<figure class="wp-block-image size-large"><img loading="lazy" decoding="async" width="1024" height="684" src="https://fora.or.jp/wp-content/uploads/2021/06/DSC1690-1024x684.jpg" alt="" class="wp-image-4890" srcset="https://fora.or.jp/wp-content/uploads/2021/06/DSC1690-1024x684.jpg 1024w, https://fora.or.jp/wp-content/uploads/2021/06/DSC1690-300x200.jpg 300w, https://fora.or.jp/wp-content/uploads/2021/06/DSC1690-768x513.jpg 768w, https://fora.or.jp/wp-content/uploads/2021/06/DSC1690-485x324.jpg 485w, https://fora.or.jp/wp-content/uploads/2021/06/DSC1690.jpg 1531w" sizes="auto, (max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /><figcaption>一般社団法人あしなが育英会 学生事業部<br>課長　佐藤 弘康さん</figcaption></figure>
</div>



<div class="wp-block-column is-layout-flow wp-block-column-is-layout-flow">
<p>私は、夢や目標を持っている高校生だけではなくて、特にやりたいことが見つかっていない人ほど大学に行ってほしいという考えがあります。やった後に好きになったり、新しい目標が見つかったりするので、まずやってみることがすごく大切です。ですが、お金が無かったり、経済的にも余裕なかったりと、そんな特にやりたいことも決まっていないのにもったいない、働きなさいという圧力もあると思っています。そうではなくて、それをすることで、その子の人生が将来より豊かになるということを強く言いたいです。</p>
</div>
</div>



<p>特に奨学金はちゃんと探して、見つけることができれば、経済的な不利が大きい人ほど給付が多く、無償貸与のチャンスが多いと思うので、ぜひ利用してほしいと思います。奨学金を組み合わせれば、かなりの額を受給ができる。一方でなにも知らずに働く場合、低い賃金で身を粉にして働いて、自分のスキルアップにもなかなか繋がらないということが起こり得る。それならば奨学金を使って、大学に行って、いろんなことを経験した方が良いよと強く言いたいのです。今やりたいことがないとか、特に将来に目標がないという高校生こそ、これはチャンスだ！大学に行ってみよう！ということをメッセージとして伝えたいですね。それを贅沢だと思わない社会に、そう言わない社会になってほしいと思います。</p>



<p></p>



<figure class="wp-block-embed is-type-wp-embed is-provider-一般社団法人fora wp-block-embed-一般社団法人fora"><div class="wp-block-embed__wrapper">
<blockquote class="wp-embedded-content" data-secret="WtgOegKcdh"><a href="https://fora.or.jp/interview-canpass1/">奨学金横断検索サービスCanpassインタビュー【前編】</a></blockquote><iframe loading="lazy" class="wp-embedded-content" sandbox="allow-scripts" security="restricted"  title="&#8220;奨学金横断検索サービスCanpassインタビュー【前編】&#8221; &#8212; 一般社団法人Fora" src="https://fora.or.jp/interview-canpass1/embed/#?secret=WtgOegKcdh" data-secret="WtgOegKcdh" width="600" height="338" frameborder="0" marginwidth="0" marginheight="0" scrolling="no"></iframe>
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			</item>
		<item>
		<title>今さら聞けない！探究学習ってなに？考え方、目的、メリット</title>
		<link>https://fora.or.jp/report-inquiry/</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[fora]]></dc:creator>
		<pubDate>Thu, 22 Oct 2020 08:02:31 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[公開レポート]]></category>
		<guid isPermaLink="false">https://fora.or.jp/?p=4320</guid>

					<description><![CDATA[<p>2022年から、高校では本格的に探究学習がスタートします。総合的な学習の時間が、総合的な探究の時間に代わると同時に、地理探究や古典探究のような科目も登場します。それでは、そもそも「探究」とはなんなのでしょうか？？　なんと...</p>
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										<content:encoded><![CDATA[<div class="wp-block-vk-blocks-spacer vk_spacer vk_spacer-type-height vk_spacer-type-margin-top"><div class="vk_block-margin-md--height"></div></div>



<p>2022年から、高校では本格的に探究学習がスタートします。総合的な学習の時間が、総合的な探究の時間に代わると同時に、地理探究や古典探究のような科目も登場します。それでは、そもそも「探究」とはなんなのでしょうか？？　なんとなくは理解しているけど、ちゃんと理解はしきれていない、、と思われたみなさまに、探究学習について説明をします。</p>



<h2 class="wp-block-heading">探究学習とは</h2>



<p>　探究学習は、<span class="pre--maker span-stk-maker-pink"><strong>自ら問いを立てて、それに対して答えていく学習</strong></span>です。</p>



<p>教科における、教師が立てた問いを生徒たちが正解を探すのではなく、自分自身で問いを立てて、その答えを出したいという「<strong><span class="pre--maker span-stk-maker-pink">探究心</span>」</strong>を大切にして、学習を進めていく方法です。そのため、「<strong><span class="pre--maker span-stk-maker-pink">生徒の主体性</span>」</strong>をいかに引き出せるかが重要なキーワードになってきます。</p>



<p>ここから先は、探究学習の中心である「総合的な探究の時間」について説明をしていきます。</p>



<p class="has-black-color has-text-color has-background" style="background-color:#e9e9e9"><span class="pre--font-size span-stk-fs-ss">なお、探究学習は2022年からの学習指導要領の改訂から導入予定で、注目を集めています。2022年からは、「総合的な学習の時間」が、「総合的な探究の時間」に名称変更されます。他にもこれまでの主要教科でも「古典探究」「日本史探究」「世界史探究」「地理探究」「理数探究基礎」「理数探究」と導入される予定です。</span></p>



<h3 class="wp-block-heading">なぜ、いま探究学習なのか</h3>



<p>　<span class="pre--maker span-stk-maker-pink"><strong>未知の課題に対応するには、指示待ちではなく、自分で考える人が大切だから</strong></span>です。</p>



<p>例えば、今回の新型コロナウィルスでも、様々な現場で初めての課題に向き合うことになりました。その中で大切なのは、<strong><span class="pre--maker span-stk-maker-pink">答えがないなりに、自分で考え、自分で解決を目指す人が大切</span></strong>です。まさに新型コロナウィルスのなかで、誰も答えがない中でも、一人一人で考えて判断することが求められました。</p>



<p>これからの時代は、終身雇用が崩壊したり、AIが台頭したり、デジタル化やグローバル化が進展したりと、様々な変化を迎えます。変化することで、これまで<strong>「正解」とされていたものが変わる可能性</strong>さえあります。その中で、自分なりに考えて、自分なりに問題を見出して、<strong>自分なりの答えを見出すことが大切</strong>だと考えられています。</p>



<p>以下の引用では、日本の産業界の声として、経団連が2018年に発表したレポートを掲載します。文系理系問わず、学生に求める能力として、「<span class="pre--maker span-stk-maker-pink">主体性</span>」や「<span class="pre--maker span-stk-maker-pink">実行力</span>」、「<span class="pre--maker span-stk-maker-pink">課題設定・解決能力</span>」が上位に挙げられています。</p>



<blockquote class="wp-block-quote is-layout-flow wp-block-quote-is-layout-flow">
<p>産業界が大学等卒業時に学生が身に付けていることを特に期待する素質、能力、知識について聞いたところ1、文系、理系での大きな差は見られず、これまでの累次のアンケート結果と同様、「主体性」と「実行力」が高いポイントとなっている。</p>



<p>今回の調査で注目すべきは、前回調査2と比較して文系・理系ともに「課題設定・解決能力」がより高い順位となり、さらに理系では「創造力」も高い順位となったことである。ＩｏＴやビッグデータ、人工知能などをはじめとする技術革新が急速に発展する中、指示待ちではなく、自らの問題意識に基づき課題を設定し、主体的に解を作り出す能力が求められていることが示された。</p>
<cite>一般社団法人日本経済団体連合会　2018「高等教育に関するアンケート結果」　</cite></blockquote>



<figure class="wp-block-image size-large is-resized"><img loading="lazy" decoding="async" width="1024" height="891" src="https://fora.or.jp/wp-content/uploads/2020/10/139e88db539fc56678bd3a39eeca48ce-1024x891.png" alt="" class="wp-image-4333" style="width:627px;height:545px" srcset="https://fora.or.jp/wp-content/uploads/2020/10/139e88db539fc56678bd3a39eeca48ce-1024x891.png 1024w, https://fora.or.jp/wp-content/uploads/2020/10/139e88db539fc56678bd3a39eeca48ce-300x261.png 300w, https://fora.or.jp/wp-content/uploads/2020/10/139e88db539fc56678bd3a39eeca48ce-768x668.png 768w, https://fora.or.jp/wp-content/uploads/2020/10/139e88db539fc56678bd3a39eeca48ce.png 1154w" sizes="auto, (max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></figure>



<p></p>



<h3 class="wp-block-heading">「生徒が探究する」とは？</h3>



<p>生徒が探究するとは<br>　<span class="pre--maker span-stk-maker-pink"><strong>自分なりに問いを立て、情報を集めて分析して、まとめ発表する一連の流れを行うこと</strong></span>です。</p>



<p><strong>①自分なりに問いを立てる</strong><br>生徒が探究していると言えるためには、<span class="pre--maker span-stk-maker-pink"><strong>自分で問いを立てること</strong>、</span>が不可欠です。<br>逆に言えば、先生や人から与えられた問いは、探究学習の問いとは言えません。<br>自分なりに課題を見つけて、課題設定をして初めて探究学習の一歩となります。<br><br><strong>②情報を集めて分析する</strong><br>生徒が自分の問いに答えようとするためには、<strong><span class="pre--maker span-stk-maker-pink">情報を集めて分析すること</span></strong>、が必要です。<br>ただ単に問いを立てるのが探究学習ではありません。自分の立てた問いに対して、答えようとする活動が探究学習です。探究学習では、立てた問いに答えるための、情報を集めて分析します。</p>



<p><strong>③まとめて発表する</strong><br>生徒が探究の最後に行うべきなのは、<strong><span class="pre--maker span-stk-maker-pink">まとめて発表すること</span></strong>、です。<br>もしアウトプットがなければ、せっかくのインプットも消化不良で終わる可能性があります。生徒の学びが実りあるものにしたり、学びに区切りをつけるためにも、まとめて発表する機会が大切です。</p>



<p>以上の流れを文部科学省の学習指導要領解説では以下のように定義しています。その上で、下の図のように「課題の設定」「情報の収集」「整理・分析」「まとめ・表現」が、螺旋階段上に続いていくようなイメージを探究のイメージとしています。詳しく後ほど解説します。</p>



<blockquote class="wp-block-quote is-layout-flow wp-block-quote-is-layout-flow">
<p>① 【課題の設定】体験活動などを通して，課題を設定し課題意識をもつ <br>② 【情報の収集】必要な情報を取り出したり収集したりする <br>③ 【整理・分析】収集した情報を，整理したり分析したりして思考する <br>④ 【まとめ・表現】気付きや発見，自分の考えなどをまとめ，判断し，表現する</p>
<cite><em>高等学校学習指導要領</em>（<em>平成30年告示</em>）<em>解説</em>.&nbsp;<em>総合的な探究の時間編 123p</em></cite></blockquote>


<div class="wp-block-image">
<figure class="aligncenter size-large is-resized"><img loading="lazy" decoding="async" width="716" height="538" src="https://fora.or.jp/wp-content/uploads/2019/08/8891683224ca177fa5f0e37e1bc3756d.png" alt="" class="wp-image-3215" style="width:437px;height:329px" srcset="https://fora.or.jp/wp-content/uploads/2019/08/8891683224ca177fa5f0e37e1bc3756d.png 716w, https://fora.or.jp/wp-content/uploads/2019/08/8891683224ca177fa5f0e37e1bc3756d-300x225.png 300w" sizes="auto, (max-width: 716px) 100vw, 716px" /></figure>
</div>


<p></p>



<h3 class="wp-block-heading">探究学習が上手くいくと、生徒はどう変わるのか</h3>



<p>大きく３つの変化が考えられます</p>



<ol class="wp-block-list">
<li>生徒の<span class="pre--maker span-stk-maker-pink"><strong>学力</strong></span>が上がる</li>



<li>生徒の<strong><span class="pre--maker span-stk-maker-pink">やる気</span></strong>が高まる</li>



<li>生徒の<span class="pre--maker span-stk-maker-pink"><strong>進路に活きる</strong></span></li>
</ol>



<p></p>



<p><strong>①生徒の学力が上がる</strong><br>全国学力・学習状況調査の分析などに置いて、総合的な学習の時間で探究のプロセスを意識した学習活動に取り組んでいる児童生徒が多いのほど各教科の正答率が高い傾向にあるとされています。確かに、探究学習を通して高められる思考力・判断力・表現力は、汎用性が高いです。</p>



<p><strong>②生徒のやる気が高まる</strong><br>学習指導要領の中でも、総合的な学習の時間を通して、学力のみならず、学習の姿勢に大きく貢献するものとしてOECDを始め国際的に高く評価されているとの指摘があります。実際にも、生徒が自分なりの問いを見つけたり、それを解けたりすることで意欲や自己肯定感も高まっていきます。</p>



<p><strong>③生徒の進路に活きる</strong><br>探究を通して、自分なりの問いを持つことは、自分なりの社会との関わり方（将来や進路）を考えることにも繋がります。探究学習を通して、生徒の進路意識の向上に繋がったり、探究学習で行ったことを活かしてAO・推薦入試に活用する事例なども生まれています。</p>



<p></p>



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<div class="wp-block-vk-blocks-outer vkb-outer-fa787e2a-b34f-42ca-b8e3-5b44fa0f3de9 vk_outer vk_outer-width-normal vk_outer-paddingLR-use vk_outer-paddingVertical-none vk_outer-bgPosition-normal"><style>.vkb-outer-fa787e2a-b34f-42ca-b8e3-5b44fa0f3de9{background-image: url(https://fora.or.jp/wp-content/uploads/2020/07/DSC05293-scaled.jpg); }</style><span class="vk_outer-background-area has-background has-background-dim has-background-dim-3" style="background-color:#000"></span><div><div class="vk_outer_container">
<p></p>



<h1 class="wp-block-heading is-style-vk-heading-default"><span class="bold"><span style="color:#fff" class="tadv-color"><span class="pre--font-size span-stk-fs-ss">探究学習支援パッケージ</span></span></span></h1>



<p><span class="pre--font-size span-stk-fs-s"><span style="color:#fff" class="tadv-color">高校2年間で「仮説検証型」の探究学習を行うパッケージを提供中</span><br><br><span style="color:#fff" class="tadv-color">カリキュラム、教材、添削、TA派遣も含めた教材群で</span><br><span style="color:#fff" class="tadv-color">「学び続ける意欲と能力」を育むことを目指します。</span></span></p>



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<h2 class="wp-block-heading">探究学習の方法/進め方</h2>



<p>探究学習を進めるには、<br>　　<strong><span class="pre--maker span-stk-maker-pink">教員側が、生徒に探究学習を促す「ファシリテーション」を行うこと</span></strong>が重要です。</p>



<p>探究学習では、生徒が自ら課題を設定して、解決をしていきます。これまでとは違い「知識や正解」を教えるだけでは達成できません。必要なのは、知識をもとに、それらを生徒が活用して、使いこなせるように促すこと、働きかけることが必要です。</p>



<p>そのために必要なことは次の２つです</p>



<ol class="wp-block-list">
<li>教員側が、探究学習の４つのステップを理解すること</li>



<li>生徒が４つのステップを活用できるように、教員側が仕掛けを施すこと</li>
</ol>



<p>それでは、まず探究学習の４つのステップをみていきます。その探究学習をどのように進めて行けば良いのでしょうか。文部科学省の例にも示すように「課題の設定」、「情報の収集」、「整理・分析」、「まとめ・表現」の4段階があります。</p>



<h3 class="wp-block-heading">探究学習の４つのステップ</h3>



<h4 class="wp-block-heading">①課題の設定</h4>



<p>課題の設定は、探究学習で扱う課題を決定します。<br>ここで大切なのは、次の2点です</p>



<p><strong>①</strong>　<strong><span class="pre--maker span-stk-maker-pink">生徒が自分で課題設定する</span></strong>こと。<br>探究学習で大切なのは、自分自身で課題を設定することです。そのために、様々な体験活動を行ったり、調べ学習の実施や、フィールドワークを組みます。教員側が生徒に様々な働きかけを行って、自分なりの問いを設定することを目指します。</p>



<p><strong>②　<span class="pre--maker span-stk-maker-pink">「表面的な問い」を「深い問い」へ</span></strong>することです<br>生徒が問いを立てても、それが表面的で浅いものでは、学びが深まりません。そこで「浅い問い」を「深い問い」にできるように働きかけます。立場によって意見が異なることを理解したり、一つの課題の背景にある別の課題などの構造を理解したり、必要な知識をより調べることを促すことが重要です。</p>



<p></p>



<h4 class="wp-block-heading">②情報の収集</h4>



<p>課題を設定は探究学習のスタートです。そのため次の段階では情報の収集を行います。<br>情報の収集で大切なのは以下の3点です。</p>



<p>1つ目は、「<strong><span class="pre--maker span-stk-maker-pink">課題の解決に、なにが役に立つのかを見通すこと</span></strong>」です。<br>やみくもに情報を集めるのでは、情報収集がうまくいきませんし、生徒の思考力も高まりません。そこで調べる前に、どのような情報を集めるとよいのかを見通を考えることが大切です。自分なりに考え、情報収集を行うことが、生徒の思考力を鍛えることに繋がります。<br><br>2つ目は、「<strong><span class="pre--maker span-stk-maker-pink">情報手段を意図的・計画的に用いること</span></strong>」です<br>情報収集の手段は、様々にあります。インターネットで調べたり、図書館で調べることはもちろん、インタビューやアンケートなど様々です。それらの様々な手段を理解した上で、目的に応じて手段を使うことが期待されています。</p>



<p>３つ目は、「<span class="pre--maker span-stk-maker-pink"><strong>他者とのコミュニケーション</strong></span>」です。<br>情報収集を行う上で、他者とコミュニケーションが必要な場合があります。地域の方へのインタビューや、友人と議論を交わす場合などです。また、グループで探究学習を行う場合には必要ですし、もし個人で研究する場合にも、自分自身の研究が偏りがちになる可能性があるので、そのためにも中間発表などを通して、他者とコミュニケーションしながら行うことが大切です。</p>



<p></p>



<h4 class="wp-block-heading">③整理・分析</h4>



<p class="is-style-default">情報を集めるだけでは、課題解決に繋がりません。そこで、集めた情報を整理・分析します<br>整理・分析で大切なのは以下の２点です。</p>



<p><strong>①</strong>　<strong><span class="pre--maker span-stk-maker-pink">整理の方法を理解する</span></strong>こと<br>情報の整理の方法には、様々な方法があります。例えば、原因と結果を整理したり、数値をグラフにまとめてたりなどです。それらの方法を理解していれば、理解しているほど、適切に整理できたり分析をすることができます。</p>



<p><strong>②　<span class="pre--maker span-stk-maker-pink">情報が足りているかを考える</span></strong>こと<br>情報の整理や分析では、集めた情報だけを整理すれば終わりではありません。集めた情報だけで、課題の解決に繋がっているのかを考えることもまた重要です。そうすると、情報が足りていないことや、もっと集めるべき情報に気がづくこともあります。そのような意識が大切です。</p>



<h4 class="wp-block-heading">④まとめ・表現</h4>



<p class="is-style-default">探究学習の一年の流れを、最後にまとめて発表します。<br>整理・分析で大切なのは以下の２点です。</p>



<p><strong>①</strong>　<strong><span class="pre--maker span-stk-maker-pink">最後まで仕上げる</span></strong>こと。<br>探究学習は、半年や1年間の期間が長い活動になります。その総仕上げとなるのが最終発表会などでの発表です。そのため生徒にとっては、そこの成否が半年間の成果を実感することになります。そのため、準備時間にも余裕を持ちながら、最後まで仕上げることが大切です。</p>



<p><strong>②　<span class="pre--maker span-stk-maker-pink">質問や感想などでフィードバックを行う</span></strong>こと<br>発表会を通して、他の人から質問や感想を貰うことで、自分の考えがはっきりしたり、自分にない視点や自分の考えの偏りに気が付くこともあります。それらの機会があれば、発表会を通して、次の探究に繋げていく意欲へと繋がります。</p>



<h2 class="wp-block-heading">探究学習の事例</h2>



<p>　それでは実際の学校ではどのような事例があるのでしょうか。ここでは弊団体で支援させてもらった学校の例をご紹介します。詳細な記事は、株式会社ベネッセコーポレーションのベネッセ教育研究所が刊行する『VIEW21』に掲載がございますので、ご覧ください。　</p>



<p><a href="https://berd.benesse.jp/magazine/kou/booklet/?id=5529">https://berd.benesse.jp/magazine/kou/booklet/?id=5529</a></p>



<p></p>



<h2 class="wp-block-heading">探究学習の教員の役割</h2>



<p>　それでは、ここまで探究学習の意義や方法についてみてきました。それでは、ここから先は探究学習において学校教員がどのような役割を果たしたら良いのかについてまとめてみます。</p>



<h3 class="wp-block-heading">生徒の段階に応じて異なる役割</h3>



<p>生徒がどんな段階にいるかによって、求められている教員の役割が変わります。<br>大きく以下の3点です。</p>



<p>①<strong>生徒がテーマを見つけるまでは、コーチング中心</strong></p>



<p><strong>②生徒が探究を理解するには、ティーチングを実施</strong></p>



<p><strong>③生徒が探究の計画書を作成する際には、メンタリング中心</strong><br></p>



<p></p>



<h4 class="wp-block-heading"><strong>コーチング</strong></h4>



<p>探究学習のテーマを選定する段階では、生徒が自分なりに考えたいテーマを、生徒自身が決定することが大切です。</p>



<p>生徒の中には、「まだやりたいことがわからない」「好きなことと言われても特にない」と回答する生徒も少なくはないと思います。その生徒に対して、生徒の中には少なくともなにかのテーマはあるだろうと考えて、教員側がその考えを引き出す関わり方が大切です。コーチングでは、答えは、生徒の側にあり、その答えを教員側が引き出すような関わり方が大切になります。</p>



<figure class="wp-block-image size-large is-resized"><img loading="lazy" decoding="async" width="960" height="720" src="https://fora.or.jp/wp-content/uploads/2020/10/picture_pc_8d4dd17ff1be27caa59547636272fc6b.jpg" alt="" class="wp-image-4301" style="width:689px;height:516px" srcset="https://fora.or.jp/wp-content/uploads/2020/10/picture_pc_8d4dd17ff1be27caa59547636272fc6b.jpg 960w, https://fora.or.jp/wp-content/uploads/2020/10/picture_pc_8d4dd17ff1be27caa59547636272fc6b-300x225.jpg 300w, https://fora.or.jp/wp-content/uploads/2020/10/picture_pc_8d4dd17ff1be27caa59547636272fc6b-768x576.jpg 768w" sizes="auto, (max-width: 960px) 100vw, 960px" /></figure>



<h4 class="wp-block-heading"><strong>ティーチング</strong></h4>



<p>探究学習を進めるうえでは、課題設定の方法論やまとめ分析などの方法論についての知識なども必要です。</p>



<p>これらの知識がないと、生徒は自由にやれと言われても、どのように考え、進めてよいかわからずに探究が止まってしまう可能性が高いです。そこで、基本的な探究学習の基礎理解については、生徒の中に理解されていることが必要です。そのためには、通常の授業と同じように、生徒自身に探究の方法論を伝えるティーチングの考え方が必要になります。その場合には、答えは教員の側にあり、その内容を生徒が理解して、生徒自身の中で自分の探究に活かすための考えを考えてもらいます。</p>



<figure class="wp-block-image size-large is-resized"><img loading="lazy" decoding="async" width="960" height="720" src="https://fora.or.jp/wp-content/uploads/2020/10/picture_pc_453b54c1eb30405ed1561a8699a2b6db.jpg" alt="" class="wp-image-4303" style="width:734px;height:552px" srcset="https://fora.or.jp/wp-content/uploads/2020/10/picture_pc_453b54c1eb30405ed1561a8699a2b6db.jpg 960w, https://fora.or.jp/wp-content/uploads/2020/10/picture_pc_453b54c1eb30405ed1561a8699a2b6db-300x225.jpg 300w, https://fora.or.jp/wp-content/uploads/2020/10/picture_pc_453b54c1eb30405ed1561a8699a2b6db-768x576.jpg 768w" sizes="auto, (max-width: 960px) 100vw, 960px" /></figure>



<h4 class="wp-block-heading"><strong>メンタリング</strong></h4>



<p>探究学習を進めていくうえで、の探究計画書を作成する段階では、これまで学んできたことや課題設定などについての情報を総合して統合することを行います。</p>



<p>ここの段階では、収束することを行うため難易度が高く、生徒自身も答えが見えてないこともしばしばです。その一方で、教員側が生徒との面談で指導しすぎると、それは「教員の探究学習」となってしまい、生徒の探究の機会を奪ってしまうことになりかねません。生徒を主体にしながら、生徒と対話を重ねることで、お互いの対話や議論の中に、より良い答えを見出そうとするのがメンタリングの関わり方です。</p>


<div class="wp-block-image">
<figure class="aligncenter size-large is-resized"><img loading="lazy" decoding="async" width="960" height="720" src="https://fora.or.jp/wp-content/uploads/2020/10/picture_pc_52605109b972454d722fcd9c11bd9382.jpg" alt="" class="wp-image-4304" style="width:621px;height:467px" srcset="https://fora.or.jp/wp-content/uploads/2020/10/picture_pc_52605109b972454d722fcd9c11bd9382.jpg 960w, https://fora.or.jp/wp-content/uploads/2020/10/picture_pc_52605109b972454d722fcd9c11bd9382-300x225.jpg 300w, https://fora.or.jp/wp-content/uploads/2020/10/picture_pc_52605109b972454d722fcd9c11bd9382-768x576.jpg 768w" sizes="auto, (max-width: 960px) 100vw, 960px" /></figure>
</div>


<h3 class="wp-block-heading">Foraの探究学習支援パッケージ</h3>



<p>授業をしながら探究学習を進めていくのは大変です。<br>そこで、一般社団法人Foraでは、探究学習支援パッケージを作成しています。</p>



<p>詳しくはこちらからご覧ください</p>



<div class="wp-block-vk-blocks-outer vkb-outer-9359e9f7-5d67-4543-9451-3ee01c4dc18e vk_outer vk_outer-width-normal vk_outer-paddingLR-use vk_outer-paddingVertical-use vk_outer-bgPosition-normal"><style>.vkb-outer-9359e9f7-5d67-4543-9451-3ee01c4dc18e{background-image: url(https://fora.or.jp/wp-content/uploads/2020/07/DSC05293-scaled.jpg); }</style><span class="vk_outer-background-area has-background has-background-dim has-background-dim-2" style="background-color:#000"></span><div><div class="vk_outer_container">
<h1 class="wp-block-heading is-style-vk-heading-default"><span class="bold"><span style="color:#fff" class="tadv-color"><span class="pre--font-size span-stk-fs-ss">探究学習支援パッケージ</span></span></span></h1>



<p><br><span class="pre--font-size span-stk-fs-s"><span style="color:#fff" class="tadv-color">高校2年間で「仮説検証型」の探究学習を行うパッケージを提供中</span><br><br><span style="color:#fff" class="tadv-color">カリキュラム、教材、添削、TA派遣も含めた教材群で</span><br><span style="color:#fff" class="tadv-color">「学び続ける意欲と能力」を育むことを目指します。</span></span></p>



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			</item>
		<item>
		<title>探究学習のテーマ設定の方法</title>
		<link>https://fora.or.jp/theme/</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[fora]]></dc:creator>
		<pubDate>Wed, 21 Oct 2020 08:05:00 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[公開レポート]]></category>
		<guid isPermaLink="false">https://fora.or.jp/?p=3213</guid>

					<description><![CDATA[<p>2022年から本格的に導入されるのが探究学習です。すでに2021年に始まった共通テストでも、探究的なプロセスを踏まえた出題も数多く見られ、その重要性がより広がっています。今回の記事では、探究学習のテーマ設定について扱います。</p>
The post <a href="https://fora.or.jp/theme/">探究学習のテーマ設定の方法</a> first appeared on <a href="https://fora.or.jp">一般社団法人Fora</a>.]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p>2022年から本格的に導入されるのが探究学習です。すでに2021年に始まった共通テストでも、探究的なプロセスを踏まえた出題も数多く見られ、その重要性がより広がっています。今回の記事では、探究学習のテーマ設定について扱います。</p>



<p>最初のプロセスは、探究テーマの設定です。これは「①課題の設定→②情報の収集→③整理・分析→④まとめ・表現」という探究プロセスにおける①にあたります。どのような課題を設定するか、すなわち、なにを探究するのかというテーマ設定（探究テーマ）をどのように設定するのか。今回は、そこをまとめてみます。</p>



<p class="is-style-supplement-succes">この記事では、弊団体の探究に関する考え方やスタンスを紹介しています。詳細な指導内容については、弊団体のnoteをご覧いただくか、弊団体までお問い合わせください。</p>



<h2 class="wp-block-heading">１、いま学校では、どんなテーマを扱っているのか</h2>



<p>探究学習と一言で言っても、それぞれの学校なりの特色があり、扱っているテーマも異なるものも少なくありません。そこでまずは学校がどんなテーマを扱って探究学習を行っているかを、概観したいと思います。</p>



<h4 class="wp-block-heading">①「地域」をテーマに探究する</h4>



<p>自分たちが住んでいる身近な地域をテーマにします。<br>高校が存在している自分たちの地域がどんな課題を抱えているのかを知り、その解決策を考えることをテーマとして扱い、地域の方々などにインタビューするなどの活動を行ったりします。地方の場合では、地方創生は大きな課題となっていますし、東京などの都市部の場合でも23区にはそれぞれに課題を抱えています。まずは地元の課題を通して、探究を始める学校も多いです。</p>



<p>生徒の動機づけの工夫として、<br>修学旅行と連携させたり、他の学校と連携して取り組んだり、地元自治体の方を招いての講演や最後の成果発表の公表などを貰う工夫を行います。</p>



<p></p>



<h4 class="wp-block-heading">②SDGsをテーマに探究する</h4>



<div class="wp-block-media-text alignwide has-media-on-the-right is-stacked-on-mobile is-vertically-aligned-center" style="grid-template-columns:auto 36%"><figure class="wp-block-media-text__media"><img loading="lazy" decoding="async" width="330" height="255" src="https://fora.or.jp/wp-content/uploads/2021/02/330px-Sustainable_Development_Goals.svg-1.png" alt="" class="wp-image-4597 size-full" srcset="https://fora.or.jp/wp-content/uploads/2021/02/330px-Sustainable_Development_Goals.svg-1.png 330w, https://fora.or.jp/wp-content/uploads/2021/02/330px-Sustainable_Development_Goals.svg-1-300x232.png 300w" sizes="auto, (max-width: 330px) 100vw, 330px" /></figure><div class="wp-block-media-text__content">
<p>国際連合（国連）が制定したSDGsをテーマにします。SDGsとは、「Sustainable Development Goals（持続可能な開発目標）」の略で、持続可能な開発に向けて2030年までに目指すべき目標を定めたものです。<br></p>



<p>右の図のように、17の分野別の目標があり、それらを入り口に、いまの社会の課題を理解したり、自分自身の課題がこれらの課題のうち、どの課題を解決するかを考えてます。</p>
</div></div>



<h4 class="wp-block-heading">３、起業をテーマに探究する</h4>



<p>一部の私立学校などで実施しているのが「起業」をテーマにした探究学習を行っています。<br>具体的には、人々がいま困っている課題は何で、それらをどのように解決できるのか、そのためにはどんな事業や組織が必要なのかを考え、事業計画を考えることを行います。確かに実際の企業活動は探究活動そのものでもあるので、それらを前段階で取り組むことができる意味でも意義のある探究学中のテーマです。</p>



<p></p>



<h4 class="wp-block-heading">４、ものづくりをテーマに探究する</h4>



<p>理数科などの探究学習では、モノづくり探究を行う事例もあります。例えば、話題のAIを理解して活用することで課題解決を目指したり、高齢者や障害を持っている方が不便なく暮らせるようなモノづくりを目指して探究活動を行います。この探究学習の場合は、企業における商品企画に近いような探究になります。具体的な消費者（ユーザー）の声を聞き、課題を見極めて、自分なりの仮説や解決アイデアを考えて、それを形に実装する。その一連のプロセスを経ることができるのがものづくりの探究テーマです。</p>



<h4 class="wp-block-heading">５、生徒の興味関心をテーマに探究する</h4>



<p>進学校や高大接続を目指して行われるのは、生徒の興味関心をテーマにした探究です。<br>夏休みの自由研究や大学のゼミのように、自分自身の興味関心を掘り起こし、その中で調べ学習を行い、自分なりに仮説を立てたり、情報を調べたりして、検証活動を行っていく探究です。大学での学びの進学意識向上や、学問への理解や大学進学動機を高めたり、思考力を高めることを目指して行われる探究学習です。</p>



<p></p>



<h4 class="wp-block-heading">教育目標に合わせ、テーマを設定する</h4>



<p>これら様々なテーマがある中で、どのように決定すればよいかと言えば、学校が掲げる教育目標に合わせて最後は決定することになります。その意味でも、学校で探究学習を行う際には、学校全体の教育目標を考えたうえで、探究テーマを考えることが大切です。それは確かに簡単ではないこともあると思いますが、学習指導要領の改訂や共通テストの改革を通して、学校全体として教育目標を大切にし、探究的な学びが重視できるようにしていってほしいとの文部科学省のメッセージなどもあると思います。</p>



<h2 class="wp-block-heading">２、生徒がテーマを設定するには？？</h2>



<p>ここまでは、学校側で探究テーマを設定する話でしたが、<br>学校がテーマを掲げ上で、生徒がどのようにテーマを具体的に設定していくのかを考えていきます。</p>



<p></p>



<h4 class="wp-block-heading">①生徒自身が、自ら課題設定することが基本</h4>



<div class="wp-block-media-text alignwide has-media-on-the-right is-stacked-on-mobile" style="grid-template-columns:auto 38%"><figure class="wp-block-media-text__media"><img loading="lazy" decoding="async" width="960" height="720" src="https://fora.or.jp/wp-content/uploads/2020/08/04f86ea9c104d100d663feb8a9a65769.jpg" alt="" class="wp-image-4137 size-full" srcset="https://fora.or.jp/wp-content/uploads/2020/08/04f86ea9c104d100d663feb8a9a65769.jpg 960w, https://fora.or.jp/wp-content/uploads/2020/08/04f86ea9c104d100d663feb8a9a65769-300x225.jpg 300w, https://fora.or.jp/wp-content/uploads/2020/08/04f86ea9c104d100d663feb8a9a65769-768x576.jpg 768w" sizes="auto, (max-width: 960px) 100vw, 960px" /></figure><div class="wp-block-media-text__content">
<p>総合的な学習の時間と、総合的な探究の学習の違いは、課題設定の有無です。つまり、先生や他者から与えられた課題を課題として取り組むのが総合的な学習の時間で、総合的な探究の時間では、自分自身で課題を設定することが大切だとされています。</p>



<p>右の図は、総合的な探究の時間の学習指導要領解説からの引用ですが、課題解決だけを行うのは理念的には中学生段階までの総合的な学習の時間であり、高校段階からの総合的な探究の時間では、課題設定を行い、それを自分自身で解いていく姿が描かれます。<br><br>では、どのようなプロセスで生徒の課題設定を進めていけばよいでしょうか。</p>
</div></div>



<h4 class="wp-block-heading">②漠然とした興味関心を、具体的にしながら、明確にする</h4>



<div class="wp-block-media-text alignwide has-media-on-the-right is-stacked-on-mobile is-vertically-aligned-top" style="grid-template-columns:auto 38%"><figure class="wp-block-media-text__media"><img loading="lazy" decoding="async" width="1024" height="770" src="https://fora.or.jp/wp-content/uploads/2019/08/d7b65677e101f7a9421b1244aacafd07-1-1024x770.png" alt="" class="wp-image-3223 size-full" srcset="https://fora.or.jp/wp-content/uploads/2019/08/d7b65677e101f7a9421b1244aacafd07-1-1024x770.png 1024w, https://fora.or.jp/wp-content/uploads/2019/08/d7b65677e101f7a9421b1244aacafd07-1-300x226.png 300w, https://fora.or.jp/wp-content/uploads/2019/08/d7b65677e101f7a9421b1244aacafd07-1-768x578.png 768w, https://fora.or.jp/wp-content/uploads/2019/08/d7b65677e101f7a9421b1244aacafd07-1.png 1438w" sizes="auto, (max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></figure><div class="wp-block-media-text__content">
<p>15歳前後の生徒は自我の芽生えの前後でもあるため、生徒によっては「興味関心や好きなことがない」という生徒もいると思います。しかし、本当に生徒は何も関心がないという訳ではなく、どんな生徒でも、自分なりにぼんやりした興味を持っていると思います。</p>



<p>そこで重要になるのは、この漠然とした興味関心を、まずは具体的にしていくこと、そしてできるだけ明確にしていくことです。具体的には、ワークシートで考えたり、調べ学習を行なったり、生徒同士での話し合いを通して深めていきます。</p>



<p></p>
</div></div>



<h4 class="wp-block-heading">③「やらされ感」を防ぎ、主体性を引き出す</h4>



<p>これから半年間、あるいは1年間行なっていく探究学習のテーマ設定が、もし仮に自分自身の興味関心と結びつかないものであれば、その探究は「やらされ感」しかなく、主体的な学びとは言いづらいからです。そのためには、テーマ設定に、しっかりと時間を掛けることは重要です。一見するとすぐできそうな段階のため、ともすると時間を掛けずに先へ進みがちですが、ここのプロセスがその後の探究を大きく左右します。</p>



<p>探究学習で重要なのは、生徒が「解きたい」と思える問いを持つことです。<br>探究学習の時間があるから進めるのではなく、知りたいから時間外でも自分で探究を進めてしまうほどの探究テーマであることが理想的です。そのためにも、生徒の内省を促し興味関心の棚卸を行うことが重要です。また、生徒の中には、本当はやりたいと思っているテーマを周りや先生の目を気にして、それとなく落ち着いたテーマを設定してしまう生徒もいます。そういう生徒に対して、教員からも「自分なりのテーマを持つことの重要性」のメッセージを発信することで、生徒が「解きたい問い」を持てることが大切です。</p>



<h4 class="wp-block-heading">③　テーマを絞って、拡散を防ぐ</h4>



<div class="wp-block-media-text alignwide has-media-on-the-right is-stacked-on-mobile is-vertically-aligned-top" style="grid-template-columns:auto 32%"><figure class="wp-block-media-text__media"><img loading="lazy" decoding="async" width="960" height="720" src="https://fora.or.jp/wp-content/uploads/2019/08/a6c49eeccf0afc59106f0d076aa0dc66.jpg" alt="" class="wp-image-3883 size-full" srcset="https://fora.or.jp/wp-content/uploads/2019/08/a6c49eeccf0afc59106f0d076aa0dc66.jpg 960w, https://fora.or.jp/wp-content/uploads/2019/08/a6c49eeccf0afc59106f0d076aa0dc66-300x225.jpg 300w, https://fora.or.jp/wp-content/uploads/2019/08/a6c49eeccf0afc59106f0d076aa0dc66-768x576.jpg 768w" sizes="auto, (max-width: 960px) 100vw, 960px" /></figure><div class="wp-block-media-text__content">
<p>テーマを選んだといっても、そのテーマが広すぎる場合には、拡散してしまいます。例えば、「動物」というテーマを選んだと考えましょう。この場合だと、テーマとして広すぎるため、例えば、動物と植物比較、動物の中での分類方法、動物が動くメカニズムなど、その一言からでも様々な方向に探究を進めることができます。そのため「動物」というテーマだけだと広すぎると言えます。</p>



<p>そのため大切なのは、ここからテーマを絞り込むことです。選んだテーマを調べてみて、そこで調べ学習を通して知識を得て、テーマをより細かく絞り込んでいくことが重要です。</p>



<p>確かに、この段階で興味関心でテーマが広がること自体は、悪いことではなく、むしろ良いことです。ただ最終的にテーマを絞らないと、最終的にまとめることができません。最悪の場合には、テーマが拡散しすぎて何を調べているのかがわからなくなり、本来得られるはずのどんどん詳しくなっていく達成感を得られないことで、探究学習から離れてしまうこともあり得ます。そのため、発散したら収束することを繰り返しながら、探究学習を進めていくことが必要で、そのためにもテーマ設定を重視し、必要な収束を行えることが重要です。</p>
</div></div>



<p>いかがでしょうか？？探究学習を推進する皆様の参考になれば幸いです。<br>なお、noteでもコンテンツを公開しておりますので、ご覧ください<a href="https://note.com/fora/n/n428454167b82" title="aaa">https://note.com/fora/n/n428454167b82</a></p>The post <a href="https://fora.or.jp/theme/">探究学習のテーマ設定の方法</a> first appeared on <a href="https://fora.or.jp">一般社団法人Fora</a>.]]></content:encoded>
					
		
		
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