ご挨拶

一般社団法人Foraのホームページを見てくださり、誠にありがとうございます。

一般社団法人Foraは、2016年4月に設立された新しい組織です。これまで学校教育の現場で、正規の授業枠を頂きながら、進路を考える授業を重ねてきました。すでに約70校、30,000人の高校生を対象に授業をさせていただきました。

私達が伝えているのは、そもそも進路や人生には正解がないという「仮決め」の姿勢とその重要性です。机の前で、悩んでいるのではなく、仮でもいいので決めてみて、実際に動いてみて、仮説検証を重ねていきながら、よりよい進路選択等に繋げていくことの大切さです。

一般社団法人Fora 代表理事 藤村 琢己

高校生にとって卒業後の進路を考える機会は、その後の人生も見据えて考える大切な契機です。確かに多くの高校生がそうであるように、「なんとなく」選ぶ選択肢や、「誰かに決めてもらう」選択肢のほうが確かに選びやすく考えるのも楽かもしれません。ただ、私たちは、一度しかないその人生において、この機に将来に対して、正面から向き合い、絶対的な答えのないこれから先の将来において、自分自身のことを問い続けていけるような姿勢を涵養することができればと授業をさせていただいております。

また、2022年からの探究学習に先駆け、2018年より探究学習を支える1年間のTA(ティーチングアシスタント)を担当しています。その探究学習では、生徒が自分自身で情報を調べながら、自分なりのテーマを選び、具体的な問いに深掘り、仮説を立て、検証して、発表する一連の過程を設けており、その中で授業や面談を通じた支援をしています。私たちが支援する中で、生徒自身の興味が、大学での学問的な関心へと昇華したり、課題発見から課題解決を行う思考力を涵養する現場に立ち会い、「正解がない時代」における日本の教育のあり方として、探究学習に期待されるものの大きさと、その難しさを日々感じております。

2020年以降、これからの日本の教育が大きく変化していく中で、これからの時代を生きていく生徒にとって有意義だと思える教育が、国公立高校/私立高校を含めた様々な”学校現場”で行われていくことが、公教育に期待されている役割であり、教育格差の是正に向けた道筋だと思っております。学校関係者や、教育行政の関係者、地方教育行政の関係者はもちろん、政治/行政の関係者、経済界や企業関係者をはじめ、NPO関係者、地域社会の方々とも意見交換などさせていただきながら、学校教育がその役割を果たせるような支援ができるよう、これからも努めてまります。

引き続き、様々なご支援をいただけますと幸いです
よろしくお願い致します。

2019年11月9日
代表理事 藤村 琢己

藤村琢己(ふじむら・たくみ)
 
1990年生まれ。2011年に中央大学法学部入学後、教育/人材育成への興味から株式会社アクティブラーニング、NPO法人ISL(アイ・エス・エル)でのインターンを経て、2014年1月より一般社団法人全国学生連携機構(JASCA)の立ち上げに参画。その後、2016年4月より一般社団法人Foraを設立し、代表理事に就任。
 
就任後、学校の探究学習カリキュラム策定や、官公庁や教育企業との協働プロジェクトに従事するほか、教材制作や学校支援事業を統括。副業として2016年10月より衆議院議員事務所、2017年6月より日本環境設計株式会社(現 株式会社JEPLAN)に入社。2021年より一般社団法人わくわくスイッチにて、企業研修の研修評価を担当。
 
公益社団法人日本ユースリーダー協会第7回若者力大賞実行委員
経済産業省「未来の教室」実証事業 第2次公募事業に参画
経済産業省「EdTech導入補助金2021」採択事業統括 

Foraの組織について

ご挨拶

弊団体の代表理事を務める藤村よりご挨拶を致します。

団体概要

弊団体の団体概要と沿革を掲載しております。

ミッション/教育目標

Foraのミッションを掲載しております。

キーコンセプト:「仮決め」

弊団体が掲げるキーコンセプト「仮決め」について、ご説明をしております。

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