公教育をよりよくしていってほしい

マンスリーサポーターでForaを支援いただいている方のインタビュー記事をお届けします。
今回はグラフィックレコーダーとして働いている松田海(まつだ まりん)さんにお話を伺いました。

インタビューに応じていただき、ありがとうございます!
まず初めに今どのようなお仕事をされてるか教えてください。

ビズスクリブル株式会社の代表取締役CEOとして、絵と文字を使って対話をリアルタイムで可視化するグラフィックレコーディングをメインに、『物事の可視化』を仕事にしています。大学3年生の頃からグラレコを始めて、大学4年生で個人事業主となり、2022年に法人化しました。

グラレコに興味をもった経緯・理由は何ですか?

大学生のとき、地元・沖縄でファシリテーションに関する勉強会に運営として参加した際、欠席者が後から内容を振り返られるようにグラレコを使ってみたんです。そこでやりがいを感じたので、本格的にグラレコを始めることにしました。

Foraを知ったきっかけについて教えてください。

友達の紹介でForaを知りました。当時、大学の留学制度を使って半年間東京に来ていました。ファシリテーションやPBLに興味があったのと、東京で友達をつくりたかったことから、Foraのファシリテーターとして高校への出張授業に参加することにしました。

Foraで活動してみていかがでしたか?

ファシリテーションにも様々な解釈があることを知りました。中にはお笑いのように盛り上げる「場のデザイン」もあって、面白かったですし衝撃的でした!高校への出張授業という実践の機会が何度もあるのもよかったです。

マンスリーサポーターになっていただいた理由は何ですか?

代表の藤村さんの人柄ですね。教育現場の中で組織として続けていくのは簡単なことではないと思います。情熱をもって活動し続けてきたんだろうなと垣間見える瞬間があります。

そして、人生を豊かにしてくれたことへの感謝です!Foraでの活動を通して、プライベートでも遊びに行ける友達ができました。Foraに関わる人はそれぞれ想いがあり、「何に興味があるの?」と聞くと答えが返ってきて、自分も自己開示しやすいです。人との出会いや偶然が重なっていまの自分があるので、娘にもいろんな人と巡り逢って豊かな人生を生きてほしいと思います。

子育てをされている中で、教育を取り巻く環境について思うことはありますか?

娘が生まれてから、地域間のギャップを感じるようになりました。私は沖縄で生まれ育ち、公立の中学に進学しましたが、いま住んでいる東京では地域柄もありますが中学受験がデフォルトのように感じます。いい悪いではないですが、こうして情報や機会の格差が生まれるのかなと

学校に行かないという選択肢まで広がってきていますが、選択肢が多様になるほど課題も多様になります。詰め込み型はナンセンスで体験が大事と言われるようになりましたが、そもそもインプットがないとアウトプットはできません。上辺だけで予算を使う教育が増えないことを願います。

これからのForaに期待すること・メッセージをください

Foraのすごいところは、公教育に入っていることです。私はシングルマザーの家庭で相対的貧困層でした。それによる機会損失や自己肯定感の低さがあったと思います。家以外の居場所があることも大切で、別の視点をもらえるのが公教育です。これからも、公教育をよりよくしていってください!

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松田さん、お話いただきありがとうございます。
また、日頃のご支援も誠にありがとうございます。Foraでは、毎月500円からお申し込みいただけるマンスリーサポーターを募集しています。
もしよろしければ、ご検討いただけますと幸いです。

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