【プログラムを通しての発見とは?】受講生インタビュー(学問ファシリ第一期)

5/10(水)から始まる学問ファシリテーション育成プログラム2期。 今回は第1期として参加した小山田さんにインタビューしてきました!

普段はどのような分野を学ばれていますか?

早稲田大学の政治経済学部に在籍し、主に統計学や計量経済学を勉強しています。また、3年の時ではアメリカへ開発学を学ぶために留学もしました。

学問ファシリテーション育成プログラムに参加されたきっかけは何ですか?

元々教育の分野に興味があり、高校という場で自分の経験や様々な選択肢を伝えられることに魅力を感じ、Foraの学問ファシリテーション育成プログラムに参加することを決めました。

高校時代、少なくない数の高校生がそうであるように、僕も将来に関してよく考えずに偏差値中心で進学先を選んでいました。また、大学入学後は僕の周りでも、自分が勉強したかったこととは違う分野を勉強している友人も多かったんです。そこで、高校生の時点で進学後の「自分」を考えるための機会は大変重要ではないかと思い始めました。

大学入学後は、学内にとどまらず、学外にも自分を成長させるチャンスはごまんと転がっています。そんな中で、そのチャンスを自ら掴んでいくことは大切です。大学生という立場だからこそ伝えられることを、自分の経験を踏まえて高校生に伝えたいと思いました。

授業を実施していく中で、学んだことは何かありますか?

まず、ファシリテーションを体系的に学べたことはとても大きいことでした。

各回の講座の中で理論を学び、それを高校での授業という実践の場でアウトプットしていく中で、よりその場にいる「自分」、そして「場」を客観的に意識しながら場を進めることができるようになっていきました。

というのも、授業中に自分が話していることが常に高校生に刺さるということはなく、話す内容によっては、興味を示してくれない高校生ももちろんいます。一方的に話をしてしまうと、スピーチになってしまいがちですが、ファシリテーションはその場にいる生徒をいかに巻き込んで行けるかが大切だと思います。

そのためにも、話している自分を客観的に見ることや、話す内容を状況に応じて、選んでいくということは大切だなと思い、毎回の自分を評価しながら改善していきました。

結果、自分がいる場に対していかに柔軟に対応できるかといった即興性であったり、その場にいる人たちの参加を促すための話し方や話すネタ選びは、ファシリテーションに必要な要素だと経験から学ぶことができました。

最後にインタビューを読んでいる方へ一言お願いします。

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

誰しもが高校生という時期はあったと思います。当時の自分をもう一度振り返ってみて、当時の自分に投げかけたい言葉はありませんか?

もし何かしらあるのであれば、教育分野に興味や関心が有る無しに問わず、Foraの活動に参加する価値はあると思います。

自分の一言で、高校生が新しい発見をしてくれたりします。その度に大変嬉しく、「授業をして良かった」という達成感を僕は得ることができました。是非、みなさんも参加してみてください!

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