
本記事では、2026年8月に千葉県のある市内において、研究主任の教員の皆様に実施した「個別最適な学びの実現」についての研修内容をご紹介します。
実施の背景
次期学習指導要領に向けて、2030年度に小中学校における「総合的な学習の時間」を「総合的な探究の時間」に名称変更する方針が議論されています。
学習から探究へ。その変化のなかで、授業形式の変革も各学校現場において求められています。
その変化を受け、市内の中学校において校内研修を担っている教員の皆様に研修を実施させていただきました。
今回は、探究において大切な概念である「個別最適な学びの実現」をテーマにした研修の一部をご紹介します。
内容

研修はまず、「個別最適な学び」が提唱されはじめた歴史的な背景をお伝えしました。
“Society3.0”と呼ばれる大量生産大量消費の時代には、早くミスなく正確に、という能力が求められていました。だからこそ、学校でも一斉授業という形式になった背景があります。
けれど現在は、“Society5.0”、「超スマート社会」と呼ばれる、変化の速度も速く、どうなっていくかの予想もつかない社会。
そのように社会が変化する一方で、一斉授業という形式が多くの学校現場ではスタンダードになっています。
だからこそ、今回のテーマでもある「個別最適な学び」が提唱されはじめました。

このような背景があるものの、教員の皆様ご自身が一斉授業を経験してきたこともあり、「では形式を変えましょう」の一言で済むわけではありません。
そのため、研究主任の方々による教員研修という場が、より一層必要になっていきます。
今回は、研修内容を作成する段階において必要となるフレームワーク、“As is – To be”をご紹介しました。


ワークシートを使い、現状と理想を可視化することで、教員研修においてどこに視点を向けるべきかを考えることができます。
Foraの研修で大切にしていることは、このようにワークシートを使ったり、対話の時間を設けたりと、一方的な講義スタイルではなく、ワークショップのような形式をとることです。
研修という言葉だと無機質な場を想定してしまいますが、それだと、その先で生まれる授業も一方的なものになってしまう可能性があります。だからこそForaでは、実際に生徒さんに向けて行うような形を想定し、研修を行っています。
今回の研修を受けていただいた方からも、「研修内容にワークが多く、しかし、負担にならないように配慮されていて、本当に授業のように体感しながら学ぶことができた」というご感想をいただきました。
このように、双方向的な場をつくり、体感していただくこと自体が「個別最適な学びの実現」にも繋がっていくと考え、Foraは教員の皆様への研修を行っています。
Foraが提供する「探究学習」
Foraでは探究学習の教材を提供していますが、それだけでなく、今回のような教員の皆様への研修や、それぞれの学校の特色に合わせたカリキュラム策定のご支援、添削指導、オンライン面談など先生方の課題感や生徒像に合わせた授業やワークショップをお届けしています。
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現場でのニーズを拾いながら、こういった授業を全国各地の生徒や先生方に届けていければと思います。







