「伝えたいことを伝える」ための工夫って?(学問ファシリ第2期 #6)

こんばんは!

 Foraの木口です!

ワークショップのプログラムの作り方に触れた第6回が開催されました。

今回も参加者のインタビューを通して、講座の魅力と今回の内容を紹介していきます!

こちらのお2人に突撃してみました!

工藤理世菜さん(フェリス女学院大学 文学部1年)

 

根本向日葵さん(横浜市立大学 国際総合科学部1年)

 

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どうしてこのプログラムに参加したんですか?

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工藤 私は高校生のときに、いろんな夢がある中で進路選択にすごく悩みました。でも、進路について沢山調べた上で決めたので、全く後悔はしていないんです。でも、周りはなんとなくで大学を選んでいる人が多くて、勿体ないと私は感じていました。

そこで、高校生に進路選択の支援がしたいと思い応募しました。

根本 私はまちづくりについて勉強をしているんですけど、教育の面からまちづくりのプロジェクトを起こしたいんです。そのために、まちづくりにも教育にもファシリテーション能力が必要だなと感じて、勉強したいと思い応募しました。

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普段は何をしていらっしゃるのですか?

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工藤 私は、高校のときの演劇部の先輩と劇団を立ち上げて、劇団員として公演活動をしています。

また、大学では国語教員の教職をとりたいです。私は現代文が大好きなんですけど、学校の授業になるとつまらないじゃないですか。だから、将来教員になったらディスカッション形式の授業で、現代文のおもしろさを生徒に伝えたい!!そこで、講座で学んでいるファシリテーションを活かしたいです!

根本 私は福島県出身で、東日本大震災も経験しました。震災を機に、地域について興味を持つようになって、高校生の頃から地域創生のプロジェクトに関わったりしてきました。

今は横浜に住んでいて、大学でまちづくりの勉強をしながら「横浜のまちづくり」について学べるNPOでインターンをしています。

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ここまでの印象的な学びを教えてください。

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工藤 私は「いかに場の雰囲気を察知するか」が苦手で、いつもノリに任せてしまっていた部分がありました。でも、講座で場を察知し合わせることを学んでから、授業実践でも場に合わせた判断ができるようになりました!

講座でやることは、自分に活かせることが多いので、とてもありがたいです!

根本 私はワークショップの場の作り方についてです。参加性や即興性が大事っていうことは分かるんですけど、人やモノの配置などの場の作り方や環境デザインを聞いたときに「そこまで考えるのか!」と印象にとても残っています。

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第6回での学びや気付きを教えてください。

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工藤 1番伝えたいことをワークショップの中で伝えることが、大変だと実感しました。伝えたいことが少しでもぶれるとワークショップが違う方向にいってしまうし、相手に伝える言葉も変わってしまうし…自分が何を伝えたいのかを軸に持っておくことは、すごく大事だなって思いました!

根本 コンテンツの流れを記事作成に例えて教えてもらったことが分かりやすかったです!あと、私自身ひらめきを大切にしているんですけど、アイディアにも理論があることに驚きました!!トークの最初のつかみの重要性も感じました。

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学校実践に行った感想を聞かせて下さい!

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工藤 難しかったことは、伝わっているのか伝わっていないのかが分からない。なんとなくで終わらせたらいけないんだなと学びました。これからは、生徒が本当に分かっているか確認しながら進めるという自分の課題を見つけることが出来ました!

 これから授業実践に行く根本さんには、「そんなに構えなくても、生徒は受け入れてくれるから大丈夫!」とアドバイスを送ります!

 第6回では、「良いコンテンツを生み出すためにワークショップ作成を体験する」というテーマで、コンテンツの作り方を学びました。講師陣のコンテンツの作り方を例に、学習目標(コンセプト)からコンテンツを生み出し、タイムテーブルにするところまで体験してもらいました。

 また、ワークショップを始めるうえで重要なトークの最初のつかみを各自考え実践してみて、お互いの学びを高め合いました!

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今回、インタビューを受けて下さった工藤さん根本さんありがとうございました!

お2人とも、第6回ではコンテンツ作りの難しさを実感しながらも、新たな気付きがあったようでした!!

第7回では「環境デザイン」がテーマ!お楽しみに!!

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