ゲスト編!粘土で体感するダイアログの場づくり(学問ファシリ第二期 #10)

こんにちは! Foraの木口です

外部からゲストをお招きしてダイアログ系ワークショップに触れた第10回が開催されました。

今回も参加者のインタビューを通して、講座の魅力と今回の内容を紹介していきます!

こちらのお2人に突撃してみました!


学問ファシリ育成講座、参加者紹介

ななさん(立教大学 文学部2年)

 ​​原田憲旺さん(東京大学 教養学部2年)

木口
どうしてこのプログラムに参加したんですか?

なな
私はファシリテーション能力がほしいと思ったからです。人前で話すことが苦手なので、ファシリテーション能力を身に付けて克服したいと思い応募しました。

原田
最初は、友達にファシリテーションの講座があるから行ってみてよって頼まれたことがきっかけでした!でも、高校生の進路選択に関われるForaの活動を知って、自分のやりたいこととピタッとはまった感じがしたので応募しました。


木口
普段は何をしていらっしゃるのですか?

なな
私がファシリテーションと出会った場でもあるんですけど、大学のグローバルリーダーシップという授業で、課題解決の話し合いをしています。

「引っ張るだけがリーダーじゃない」という考え方の場なので、私はファシリテーションの問いかける質で相手を引き出せるリーダーシップを発揮したいです!

原田
僕は、サークルもいいのが見つからず学部も大学に入ってから決めようと思っていたので、この講座以外これといってやってます。と言えないことが悩みです。

この悩みを高校生の進路選択においてアドバイスがしたいです!


木口
ここまでの印象的な学びを教えてください。

なな
参加者の状態を把握するということです。お互いのテンションが一致すれば相手の心が掴めることが分かりました!

原田
フィードバックをするときの性善説の視点が驚きました!「その人が悪いのではなく、うまくいかないのには他に問題がある」という視点は、自分は考えたこともなかったので、新たな視点を教えてもらいました。


木口
学校実践に行った感想を聞かせて下さい!

なな
授業前に雑談して生徒の状況を把握することを実践しました!

生徒と話すことで自分もほぐれて一石二鳥だなと思いました。楽しかったけど、テンションを上げ続ける面では疲れました。

原田
僕は、課題が残った実践でした。

自分の言葉にする準備が足りておらず、時間が足りない時にどこを伝えないといけないのか、考えられませんでした。

そのまま伝えると言葉宙に浮いてしまって…やってみない分からないことが多いと思いました。


第10回コンテンツ紹介

さて第10回は、「ダイアログ系のワークショップを体験し自己と他者に寄り添い引き出せる場づくりを考える」というテーマで、ゲストに志賀アリカさんをお招きしました!

アリカさんはForaの元運営メンバーで、今は組織コンサルで働いています。ダイアログや組織開発のワークショップを何度も実践されている、自分自身と他者を深堀っていく場づくりのプロです。

今回は粘土を使って形にしながら、ペアでダイアログをするワークショップをやってもらいました。

アイスブレイクは、「リーダーシップ」を粘土で表現しよう、というお題。32色の粘土の中から色を選び、思い思いに形を作っていきます。

次に受講生達がテーマを自分たちで出して、形を作っていきます。「生きるとは?」「教育とは?」など、深みのあるテーマを、なんとか粘土で表現してみます。

そこから、「何に見える?」「なんでそんな形を作ったの?」と、作品を媒介にしながら語り合いました。

 最後は、全員で円になって「今の気持ち」や「今日の学び」を各自粘土で表現し、発表し合いました。

第10回の感想

木口
第10回での学びや気付きを教えてください。
なな
Foraの講師陣とゲストの方のファシリテーションの違いが見えて、やり方は1つじゃないんだなって思いました。

あと、予定調和をさせないという言葉にドキッとしました…

私は授業後の高校生に「楽しかった?」と聞いていて、そしたら楽しかったって答えざる負えないなって気が付きました。

原田
物で語ってみる面白さを体感しました!

僕は、自分の考えを言葉で表すのが苦手で、でも粘土を使ったら自分をスッと出せたことに、とても感動しました!!


今回、インタビューを受けて下さったななさん、原田さんありがとうございました!

お二人とも、第10回では自分に向いたファシリテーションや表現の仕方の気付きがあったようでした!!

第11回は最終回!「今までの振り返りをこれからに繋げる」がテーマ!

お楽しみに!!

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