教育現場の知見に基づいた、地に足のついた政策提言とその実践を担ってほしい – サポーターインタビュー

マンスリーサポーターでForaを支援いただいている方のインタビュー記事をお届けします。
今回は会計士として働いていらっしゃる久保田克彦さんにお話を伺いました。

インタビューに応じていただき、ありがとうございます!
まず初めに今どのようなお仕事をされてるか教えてください。

会計士として働いています。いまは税務業務が中心ですが、これまで企業のコンサルを行う中で、社長の要望で若手社員の研修も実施してきました。

高校生のキャリア教育に興味をもった経緯・理由は何ですか?

ご縁があって、NPOで高校生に「人生紙芝居」をしたことがきっかけです。高校生と話すと、むしろこちらが気づきや勇気をもらえるんですよね。10年でのべ約400校の高校生たちと話しました。

「人生紙芝居」ではどのような話をしたのですか?

自分のこれまでの話をしました。大学生のとき、周りが当然のように大手企業へ就職していくことに疑問を抱き、私は音楽業界を目指して就職浪人しました。その後は紆余曲折あって苦労もしましたが、後悔はありません。

たとえると、ヒマワリとアサガオとパンジーの種をいっぺんに蒔いて、「みんなヒマワリになろう!」と言っているのが日本の教育だと感じます。大輪のヒマワリに対して、アサガオは小さくてもたくさんの花を咲かせます。パンジーは夏は咲かないですが、秋から春にかけて可憐に咲きます。

そういう話をすると、高校生は何かしら感じることがあるようです。

Foraを知ったきっかけについて教えてください。

以前経営していたカフェのメンバーと話していた際、高校生のキャリア教育に興味があるなら…という流れでFora代表の藤村さんを紹介してもらいました。

マンスリーサポーターになっていただいた理由は何ですか?

藤村さんと話す中で、彼の志にすごく可能性を感じたので、サポーターになりました。これからの世代を育むことを託す気持ちです。

これからの世代はどのように育っていってほしいと思いますか?

そもそも「育てる」と「育む」は異なるものとして捉えています。「育てる」にはゴールがあります。高校や大学受験に受かるには「育てる」必要があります。

一方、「育む」は学び手の主体性を尊重します。社会で必要とされる自ら答えを出す力は「育む」ものですが、一朝一夕では身につきません。

就活の時になって初めて「私は誰?何がしたいの?」とならないように、中高生の時から自問自答する時間をもって育まれていってほしいです。

これからのForaに期待すること・メッセージをください

教育現場から得た知見に基づいた、地に足のついた政策提言とその実践を担っていってほしいです。誰もがわかるようなキャッチーな発信をすると、Foraらしさが損なわれてしまう気がします。ぜひ「教育」を模索して、これからの世代を育んでいってください!

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久保田さん、お話いただきありがとうございます。
また、日頃のご支援も誠にありがとうございます。

Foraでは、毎月500円からお申し込みいただけるマンスリーサポーターを募集しています。
もしよろしければ、ご検討いただけますと幸いです。

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