大学って何だ?学問って何だ?(千葉県・公立高校)

こんにちは!Foraの大木です。

1月26日に、千葉県立国府台高校で授業をしてまいりました!

Foraではおなじみの国府台高校。実は今回で5回目の実施になります。

今回は1年生を対象に授業を実施。実は昨年の11月にも授業をしたばかりで、またあの時に授業をした生徒に会えるかも、と思うとわくわくが止まりません。顔見知りの生徒がどのように変わったのか、を自分の目で見に行くのも今回の授業の隠れ楽しみのうちの一つでした。

さて、今回の授業では、「もう少し生徒が自分の人生や進路を考える主人公になってほしい」、という先生のご要望のもと、授業案を考えました。高校1年生ですので、高校に入学してようやく1年。高校生活にも慣れ始めたころです。とはいえ、高校2年生での科目選択が控えているために、そろそろ考え始めないといけないのも事実。彼らにとって、自分の進路を考え始めるきっかけとなる一日を。そのような想いで授業を実施しました。

おそらく大学も大学生についてもあまりイメージを持っていないということで、「大学生ってどんな生活をしているの?」という話から授業を始めました。まずは、大学生活が「自分でなんでも決められる場所」であることを説明しました。授業の時間割を自分で決められること、サークルや海外への旅行や学外活動についても自分で好きなように選べることなど、その自由さについて話をしました。

 

また、その大学の中心となるものが「学問」であり、その学部を選ぶことが、高校生にとって大きな選択であることは間違いありません。だからこそ、後悔のないような選択をできるように。そのきっかけとして、まずは広く学問を見てみよう。ということで、今回は2つの学問を体験してもらいました。

以前Facebookにも投稿しました教育・福祉のワークも大盛り上がり。

 

工学ワークでのパスタタワーも真剣に作っています!大学生が視界に入らないレベルです!(笑)

(工学ワークについてはこちら

どのワークも、盛り上がったり、真剣に考えたり、生徒たちが夢中になれるような2時間となっていました。

様々な学問に触れ、実際に自分の頭で考えることで、自分の知らなかった学問の魅力を知ることができたようです!2回目の学問体験を終えて、生徒たちは面白かった学問も、ちょっと違うかなと思った学問もあり、様々な感想を抱いていました。しかし、それでも構いません。試してみたからこそ、その学問が自分に合うか合わなかったか分かり、だからこそ自分の目で見て、自分で体験して初めて、自分にとって納得のいく進路選択に近づくことができます。

最後に自分自身の学びや気付きを振り替えり、授業を終えました。

授業に参加した生徒たちの声も少し紹介します。

★参加した生徒の声

「自分に合った学問を選びたい。体験したり、話を聞いたりして、いろんな学問に触れあってみることが大切だと思いました。」

「自分の気持ちや意志、適正、行きたい道について真剣に理解し、学ぶことで進路選択をしていきたい。」

「自分が興味のある進路だけではない他の進路も調べてみると意外な発見があるということが今回分かったので、様々なことに興味を持ってみることが大切だと思った」

「自分はその学部に行って、その中でどういう勉強をしたいのか、『◯◯学部』ってだけじゃなくて、もっと深くまで考えたい」

生徒の学びも気づきも様々ですが、総じて自分自身に合う学問を探すきっかけの時間となれたのかなと感じています。

ご協力いただきました学校の諸先生方、生徒の皆さま、参加いただきました大学生の方々、誠にありがとうございました!

 

PS:11月の授業を受けていた生徒との再会もありました!授業後から続けていることを教えてくれるなど、たった2時間の授業ではありますが、生徒の皆さんの日常を変えうる力を持っていることを再認識し、改めて一回一回の授業を大切にしようと思います!

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